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J-GLOBAL ID:201802286239004906   整理番号:18A0492687

台湾南部における第一および第二選択抗結核薬に対する耐性:経験的治療への影響【Powered by NICT】

Resistance to first- and second-line antituberculosis drugs in Southern Taiwan: Implications for empirical treatment
著者 (10件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 88-93  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3215A  ISSN: 1684-1182  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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多剤耐性および広範囲薬剤耐性結核感染症は世界的に公衆衛生上の懸念を引き起こす。Mycobacterium tuberculosis分離物(Mtb)の薬剤抵抗性についての局所的疫学的データは,患者を治癒させ,結核の蔓延を抑制する適切な経験的治療を導くために重要である。抗結核感受性試験は287Mtbs,2011年から2015年までの台湾南部で採取した63MDR Mtbsを含めるための行った。結核患者は患者の病歴に基づく新たに診断された症例と以前に治療された症例に分類した。ほとんど抵抗は非MDR Mtbsで試験した第二選択抗結核薬はないことがわかった。エタンブトール,オフロキサシン,およびストレプトマイシンに対するより高い耐性率は,非MDR Mtbsと比較してMDR Mtbsで観察された。63MDR Mtbsの中で,患者の61.9%は新たに診断された,38.1%は既治療例であった。MDR Mtbに対して,既治療例における薬剤耐性率はエタンブトール,ピラジナミド,オフロキサシン,モキシフロキサシン,ストレプトマイシン,p-アミノサリチル酸で有意に高かった。MDR Mtbsは既治療例で同定されている場合,エタンブトール,ピラジナミド,オフロキサシン,モキシフロキサシンの経験的投与は有効な治療を提供しないかもしれない。これらの薬剤に対する耐性率はすべて50%以上であった。さらに,以前に治療された患者からのMDR Mtbsの25%はp-アミノサリチル酸に耐性であった。非MDR Mtbs間試験第二選択抗結核薬に対する抵抗性をほとんど観察しなかった。ピラジナミド,エタンブトール,フルオロキノロン,カナマイシン,シクロセリンとp-アミノサリチル酸と抗結核レジメンは新たに診断されたMDR TB症例に対する実験的に用いることができる。以前に治療されたMDR TB患者では,これらの薬剤に対する耐性率は>50%であったため経験的エタンブトール,ピラジナミド,オフロキサシン,モキシフロキサシンは有効な治療を提供しないかもしれない。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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感染症・寄生虫症の治療  ,  感染症・寄生虫症一般  ,  抗細菌薬の臨床への応用 
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