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J-GLOBAL ID:201802286296488591   整理番号:18A0839228

結腸直腸癌治療のためのアダマンタン-グラフト化ヒアルロン酸と葉酸-共役メチル-β-シクロデキストリンの超分子複合体による二重標的化システム【JST・京大機械翻訳】

Dual targeting system by supramolecular complex of folate-conjugated methyl-β-cyclodextrin with adamantane-grafted hyaluronic acid for the treatment of colorectal cancer
著者 (7件):
資料名:
巻: 113  ページ: 386-394  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0898A  ISSN: 0141-8130  CODEN: IJBMDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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著者らの以前の研究において,葉酸付加メチル-β-シクロデキストリン(FA-M-β-CyD)は葉酸受容体-α(FR-α)発現腫瘍の治療のための有望な抗腫瘍薬であることを示した。本研究において,FR-α-CD44発現結腸直腸癌細胞に対するFA-M-β-CyDの抗腫瘍作用を増強するために,FA-M-β-CyDとアダマンタン-グラフト化ヒアルロン酸(Ad-HA)から成る二重標的超分子複合体を合成した。Ad-HA/FA-M-β-CyDの超分子複合体は,FA-M-β-CyD単独よりヒト結腸癌細胞系,HCT116細胞(FR-α(+),CD44(+))でより高い細胞毒性活性を示した。加えて,Ad-HA/FA-M-β-CyDの細胞毒性活性は,FR-αおよびCD44の阻害剤として,それぞれFAおよびHAの添加により有意に障害された。さらに,テトラメチルローダミンイソチオシアネート(TRITC)標識FA-M-β-CyDは,TRITC-FA-M-β-CyD単独のそれと比較して,Ad-HAとの超分子錯化を通してHCT116細胞に効率的にインターナリゼーションされた。さらに,Ad-HA/FA-M-β-CyDはHCT116細胞においてミトファジーを誘導した。これらの結果は,Ad-HA/FA-M-β-CyDがHCT116細胞を標的とし,同時に誘発されたマイトジェン仲介細胞死を標的とすることを示唆する。特に,大腸癌のマウスモデルにおけるAd-HA/FA-M-β-CyD複合体の静脈内投与は,腫瘍ポリープの増殖を有意に改善した。まとめると,これらの結果は,Ad-HA/FA-M-β-CyDが二重標的活性に基づいて腫瘍において抗増殖効果を有することを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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抗腫よう薬の基礎研究 

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