抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】近視患者における角膜曲率および角膜乱視の再現性を測定するために,Sirius眼前分析器を用いて,TMS-4角膜地形計測器との一致を調査する。方法:前向き研究。2016年3月から6月にかけて、蘇州大学第一付属病院眼科で近視治療を受けた患者125例(125眼)を選択し、Sirius眼前節分析器を用いて各眼の3回目を測定した。群内変動係数、Cronbach’s Alpha係数及び群内相関係数を用いて、Sirius測定角膜曲率と角膜乱視の再現性を評価した。その後、TMS-4地形図計を用いて、サンプルのt検定及びpearson直線相関を用いて統計学的分析を行い、Bland-Altman分析を用いて二種類の測定方法の一致性を評価した。結果:Sirius眼前分析器により測定した平坦角膜曲率(kf)の値、急峻角膜曲率(Ks)値、平均角膜曲率(Km)値と角膜乱視及び軸方向は良好な再現性があった。それらのICCとCoAは,0.90.9Siriusシステムによって測定された角膜のKf値より大きかった,そして,Km値は,TMS-4地形図のものより,それぞれ(0.11±0.14)Dと(0.05±0.13)高かった。D,角膜乱視については,TMS-4地形図よりも小さい(-0.12±0.19)Dで,統計的有意差が認められた(P<0.001)。2つの機器で測定されたKf,Ks,Km値,角膜乱視値,乱視軸方向値の差の95%の限界はそれぞれ-0.17~0.38D,-0.36~0.33D,-0.20~0.30D,-0.50~0.26D,-17.61~21.37°であった。それらは,それぞれ,4.80%,5.60%,5.60%,5.60%,5.60%の点で95%の限界にあった。結論:Siriusは近視患者の角膜曲率と角膜乱視の再現性が良い。TMS-4角膜地形図計との測定値の一致性はやや悪く、簡単に互換使用できない。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】