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J-GLOBAL ID：201802286346200750   整理番号：18A0139647

アリアカシア保護相利共生の動力学に及ぼす隣接植物の影響【Powered by NICT】

Influence of neighboring plants on the dynamics of an ant-acacia protection mutualism

著者 (14件)： Palmer Todd M. (Department of Biology, University of Florida, Gainesville, Florida, USA) ,  Palmer Todd M. (Mpala Research Centre, Nanyuki, Kenya) ,  Riginos Corinna (Mpala Research Centre, Nanyuki, Kenya) ,  Riginos Corinna (Department of Zoology and Physiology, University of Wyoming, Laramie, Wyoming, USA) ,  Damiani Rachel E. (Department of Biology, University of Florida, Gainesville, Florida, USA) ,  Damiani Rachel E. (Mpala Research Centre, Nanyuki, Kenya) ,  Morgan Natalya (Department of Biology, University of Florida, Gainesville, Florida, USA) ,  Morgan Natalya (Mpala Research Centre, Nanyuki, Kenya) ,  Lemboi John S. (Mpala Research Centre, Nanyuki, Kenya) ,  Lengingiro James (Mpala Research Centre, Nanyuki, Kenya) ,  Ruiz-Guajardo Juan C. (Mpala Research Centre, Nanyuki, Kenya) ,  Ruiz-Guajardo Juan C. (Department of Evolution and Ecology, University of California at Davis, Davis, California, USA) ,  Pringle Robert M. (Mpala Research Centre, Nanyuki, Kenya) ,  Pringle Robert M. (Department of Ecology and Evolutionary Biology, Princeton University, Princeton, New Jersey, USA)
資料名： Ecology  (Ecology)
巻： 98  号： 12  ページ： 3034-3043  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0526A  ISSN： 0012-9658  CODEN： ECOLAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物は植食性からの保護のための交換におけるアリのための食品及び/またはシェルターを提供し,アリ-植物保護共生は,相利共生の生態を理解するためのモデルシステムである。アリ,宿主植物,草食動物間の相互作用は集中的に研究されているが,著者らは植物は資源を求めて競争すること,アリホストに費用がかかり,アリに対する宿主-植物供給は,それ故,資源利用可能性に制約されることを植物か相互作用はこれらの相利共生の動力学に影響し,強い証拠にもかかわらずについてほとんど知らない。半乾燥ケニアのサバンナにおける野外実験を用いた分岐挙動とアリ-植物Acacia drepanolobium,隣接草,および共生アカシアアリの二種間の相互作用:Crematogaster mimosae,花外蜜の消費を介して宿主樹木への高コストを課す攻撃的な共生,Tetraponera penzigi,花蜜を消費しないので,低コストを課しているそれほど保護的でない共生微生物を調べた。資源のアカシアとの競合により,隣接草(1)は高価なC.mimosaeを支援するための宿主の能力を減少させるという仮説を立てたが,低コストT.penzigiを支援するための宿主の能力にほとんどまたは全く影響を持ち,(2)アリ居住者に関係なく苗木成長速度を減少させる。牧草の存在/不在,40週間にわたってコロニー生存率と苗木成長速度に及ぼす若木と評価効果に対するアリ居住者のアイデンティティを操作したfactorially。予測に反して,高cost/high報酬花蜜依存相利共生者C.mimosaeは現在の草地近隣若木に及ぼす高いコロニー生存率を有していた。イネ科植物は間接的に宿主植物に及ぼす水ストレスを減少させることによりC.mimosaeの生存を促進しているように見える;牧草による遮光若木の下の土壌は,より高い水分含有量を有し,これらの若木は草除去苗木よりも活性蜜腺を生成した。予測と一致して,低cost/low報酬T.penzigiの生存は,草除去処理間で有意差はなかった。低cost/low報酬T.penzigiにより占有された若木は高cost/high報酬C.mimosaeにより占有された苗木よりも平均で100%多く成長し,相利共生パートナーの同一性は若い植物の個体数統計学的速度に強く影響すると異なることを示した。とは対照的に,予測に反して,草隣人が苗木成長速度に有意な影響を及ぼさなかった。以上の結果から,隣接する植物はアリ-植物保護共生に強いと直観に反した効果を発揮し,これらの相利共生の理解への植物-植物相互作用を統合する必要性を強調できることを示唆した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： アカシア属 ,  水分ストレス ,  コロニー ,  *共生 ,  食品 ,  生態 ,  生存率 ,  イネ科 ,  ケニア共和国 ,  牧草 ,  含水量 ,  苗木 ,  植食性
準シソーラス用語： 草食動物 ,  *相利共生 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (10件)： Acacia(Vachellia)drepanolobium ,  アリ-植物 ,  コストと利益 ,  防御投資 ,  促進 ,  植食性 ,  ケニア ,  相利共生 ,  植物防御 ,  樹木と草の相互作用

分類 (1件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (5件)： アリ ,  アカシア ,  相利共生 ,  動力学 ,  植物