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J-GLOBAL ID:201802286382974231   整理番号:18A0280614

内因性プリンに対するリバビリンとソホスブビル治療およびITPA表現型の影響【Powered by NICT】

Effects of ribavirin/sofosbuvir treatment and ITPA phenotype on endogenous purines
著者 (7件):
資料名:
巻: 138  ページ: 79-85  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0654B  ISSN: 0166-3542  CODEN: ARSRDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プリン類似体,リバビリン(RBV)は一部の患者における溶血性貧血を引き起こす。in vitroでは,貧血は内因性プリンの枯渇に起因すると思われるが,in vivoでのデータは限られている。イノシントリホスファターゼ(ITPA)酵素をコードする遺伝子における一塩基多型はRBV誘発性貧血に対する保護と関連し,内因性プリンにRBV治療の効果を仲介する可能性がある。本研究の目的は,慢性C型肝炎ウイルス(HCV)感染の治療を継続している患者における内因性プリン濃度に及ぼすRBV処理の影響を決定することであった。アデノシン三りん酸(ATP),グアノシン三リン酸(GTP),イノシン三リン酸(ITP)とリバビリン三リン酸(RTP)は,RBV/ソホスブビル(SOF)処理の零日目(ベースライン),三日,28日および84日で47HCV感染患者から得られた全血で測定した。ATPはベースラインと比較して,それぞれの28日目と84日目で35.1%と38.6%(p<0.0001)を減少させた。ATPの減少は100%ITPA活性( 29.4% vs. 9.6%)と比較して≦60%ITPA活性を有する患者でより大きかった。GTPは治療中に変化しなかったが,100%ITPA活性で100pmol/10~6細胞RTP当たり16.5%(p=0.01)高かった。ITPに対する認められたRTPまたはITPA表現型の有意な変化または効果。要約すると,ATPのみがRBV/SOF処理により減少し,ITPA変異体は,ATPのより大きな減少を示したRBV誘発性貧血であるin vitro研究から予測されたものより異なる機構により示唆した。これらのデータは,内因性プリンin vivoにヌクレオシ(チ)ド類似体治療の効果を特性化する重要性を強調する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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抗ウイルス薬の基礎研究 

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