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J-GLOBAL ID:201802286418025634   整理番号:18A0403645

赤外分光法により研究した次亜硝酸イオンからの亜酸化窒素の光放出コバルトN_2O複合体の生成のための証拠実験的およびDFT計算【Powered by NICT】

Photo release of nitrous oxide from the hyponitrite ion studied by infrared spectroscopy. Evidence for the generation of a cobalt-N2O complex. Experimental and DFT calculations
著者 (6件):
資料名:
巻: 176  ページ: 189-196  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0128B  ISSN: 1386-1425  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ナトリウム,銀およびタリウム次亜硝酸(M_2N_2O_2,M=Na,Ag,Tl)塩の固体状態光分解と次亜硝酸塩([Co(NH_3)5-N(O)NOCo(NH_3)5]~4+)で橋かけされたコバルトの二核錯体は電子吸収領域における可視光とUV光を照射することにより研究した。光分解挙動を説明するために遊離次亜硝酸イオンと二核錯体コバルトの紫外可視スペクトルを,密度汎関数理論計算の観点から解釈した。各化合物の光分解は照射波長に選択的に依存した。340 460nm光と488nmレーザ線による照射は,銀およびタリウム次亜硝酸塩塩のみで光分解を生成し,一方253.7nm光は全ての研究した化合物を光分解した。赤外分光法は光分解プロセスを追跡し,生成物を同定した。注目すべきことに,気体N_2Oは,ナトリウム,銀,タリウム次亜硝酸KBrペレットの赤外スペクトルにおける光分解後に検出された。[Co(NH_3)5-N(O)NOCo(NH_3)5]~4+のスペクトルは一つのコバルトイオンはN_2Oから[(NH_3)5CoNNO]~錯体の生成が推定されるに留まることを示唆した。密度汎関数理論(DFT)に基づく計算は,この最後の複合体の安定性を確認し,次亜硝酸イオンとコバルト二核錯体の電子スペクトルの解釈およびその光分解挙動の解明に用いられる理論的データを提供した。炭酸塩イオンは,調べたすべての化合物の光分解後に検出され,おそらく微結晶表面反応生成物と大気CO_2の反応に起因していた。二核錯体の光分解の速度論的測定は次亜硝酸IRバンドの強度減衰とN_2O発生における強度増加のための一次則を示唆した。予測と実験データは非常に良く一致した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第11族,第12族元素の錯体  ,  錯体の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  ,  有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル 

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