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J-GLOBAL ID:201802286600925825   整理番号:18A0406618

キトサン被覆酸化セリウムナノキューブは持続性炎症の減少による皮膚創傷治癒を促進する【Powered by NICT】

Chitosan-coated cerium oxide nanocubes accelerate cutaneous wound healing by curtailing persistent inflammation
著者 (13件):
資料名:
巻:号:ページ: 386-393  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3486A  ISSN: 2052-1553  CODEN: ICFNAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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炎症は,皮膚創傷の治癒における初期段階であるが,持続する炎症は過剰な炎症性サイトカインと活性酸素種(ROS)を生成することにより治癒過程を妨げるであろう。,持続する炎症を防ぎ,冗長ROSを創傷治癒を加速する重要な戦略である。それらのユニークな酸化還元活性のために,酸化セリウム(CeO_2)ナノ粒子は酸化ストレスに起因する各種疾患の治療のための抗酸化および抗炎症薬としての有望な可能性を示した。本研究では,キトサン被覆CeO_2ナノキューブ(CCN)を調製し,成体Sprague Dawley(SD)ラットにオープン切除創傷に局所適用した場合の皮膚創傷治癒可能性を評価した。CCN応用は,創傷治癒率を有意に増加させ,臨床応用創傷治癒剤に比べて優れた創傷治癒能力,組換ヒト表皮成長因子(rhEGF)を示した。は炎症性サイトカインである腫瘍壊死因子-α(TNF α)の発現を減少させ,抗炎症性サイトカインインターロイキン-10(IL 10)の発現を増加させることにより抗炎症能力だけでなく,抗酸化酵素レベルを上昇させることによりそれらの抗酸化能に優れた創傷治癒能力を帰した。これらの結果は,CCNは糖尿病のような酸化ストレス関連疾患に起因する持続性炎症により特性化される難治性創傷の治療における治療可能性を有していることを示唆した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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外傷一般  ,  皮膚の基礎医学 

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