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J-GLOBAL ID:201802286637266497   整理番号:18A0709426

コンドロイチン硫酸は細胞外ヒストンの毒性から血管内皮細胞を保護する【JST・京大機械翻訳】

Chondroitin sulfate protects vascular endothelial cells from toxicities of extracellular histones
著者 (9件):
資料名:
巻: 826  ページ: 48-55  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞外ヒストンは,血小板凝集,好中球移動および細胞傷害を促進することにより致死的血栓症を誘導する。負電荷を持つヘパリンは細胞外ヒストンに結合できる。しかしながら,ヘパリンは凝固の活性化を強く阻害する。コンドロイチン硫酸(CS)はヘパリンより凝固系への影響が少ないので,CSは出血のリスクが高い致死性血栓症の有効な薬剤になる可能性がある。致死性血栓症におけるCSの治療機構を解明するために,CSと細胞外ヒストンの間の相互作用を調べた。マウス血管内皮細胞をヘパリンまたはCSの存在下でヒストンとインキュベートし,カスパーゼ-3/7の発現を測定した。ヒストンとヘパリンまたはCS間の相互作用を表面プラズモン共鳴分析により測定した。血管透過性,血小板数,肝臓および腎機能および凝固時間をin vivoアッセイで評価した。ヒストンにより誘導されたアポトーシスはヘパリンまたはCS処理により阻害された。ヘパリンとCSはヒストンに強い結合を示し,血管透過性を阻害した。ヘパリンまたはCSによる治療により,血小板数および肝臓および腎機能は低下しなかった。さらに,CSはヘパリンより凝固系に対してより少ない効果を示した。これらの結果は,CSが出血リスクを有する致死性血栓症に対する新しい薬剤であることを示唆した。血管内皮細胞損傷は致死性血栓症の初期段階で起こるので,CSの投与は有用なアプローチである可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
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血管作用薬・降圧薬の基礎研究  ,  生理活性ペプチド 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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