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J-GLOBAL ID:201802286653891781   整理番号:18A1180941

細長船舶の操船性に対するビルジキールの効果

Effect of bilge keels on maneuverability of a fine ship
著者 (3件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 302-318  発行年: 2018年 
JST資料番号: L3249A  ISSN: 0948-4280  CODEN: JMATF9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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・細長船体のKCSコンテナ船を対象として,自由航走模型および係留模型の水槽試験,およびYasukawa&Yoshimuraの操船性クライテリアの評価により操船性に対するビルジキール(BK)の効果を調べた。<br/>・供試模型(船長3.057m×船幅0.428m)にBK(長さ0.917m×幅0.01m)を付加。自由航走水槽試験による横揺れ減衰特性,旋回軌跡と旋回半径,横揺れ角変化,Zig-Zag操船の船首方位変化等のデータを図示。BKによる旋回半径の縮小等の旋回性向上,高船速における旋回オーバーシュートの増加等を考察。<br/>・係留模型の斜航試験と円形運動試験による横力,偏揺れモーメント,横揺れモーメントのドリフト角に対する特性,および横方向の力,偏揺れ角速度,横揺れ角に関する各流体力の微係数値を図示。BK付加による各微係数値の増加の特性を考察。<br/>・Yasukawa&Yoshimuraの横揺れ連成を考慮した操船性クライテリアに基づき,BK付加による針路安定性指標の減少,および旋回強さの増加等を考察。特に高船速条件では旋回性が強く,針路不安定化が有りうると指摘。<br/>・メタセンタ高さが小さく細長い船舶は,高船速条件でBKの付加により流力微係数値の変化と横揺れ連成を介して操船性と針路安定性が大きく変化すると結論。
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分類 (2件):
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船舶性能  ,  その他の特殊貨物船 
引用文献 (11件):
  • Karimata T (1974) Effect of the bilge keel on the maneuverability of ship. Mem Fac Fish Kagoshima Univ 23:71-80 (in Japanese)
  • Dubbioso G, Durante D, Broglia R, Mauro S (2012) Comparison of experimental and CFD results for a tanker like vessel. In: International Conference on Marine Simulation and Ship Maneuverability (MARSIM’12), Singapore (2012), USB Memory
  • Yasukawa H, Yoshimura Y (2014) Roll-coupling effect on ship maneuverability. Ship Technol Res 61(1):16-32
  • Part B: Benchmark Test Cases, KCS Description, SIMMAN (2008) Workshop on verification and validation of ship manoeuvring simulation method, Workshop Proceedings, Vol 1 Copenhagen, Denmark, pp B11-B14
  • Miyazaki H, Tsukada Y, Takimoto T (2013) Experimental study about the effect of the container ship’s metacenter height on the manoeuvrability, Conference Proceedings, The Japan Society of Naval Architects and Ocean Engineers, Vol 16, Paper no.2013S-OS1-6 (in Japanese)
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