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J-GLOBAL ID：201802286677264851   整理番号：18A1673460

ひまわり8号データによる地表面温度解析における雲域の影響軽減

Reduction of Cloud Influence on the Earth Surface Temperature by Himawari-8/AHI Data

著者 (6件)： 内田裕貴 (日本大 生産工) ,  朝香智仁 (日本大 生産工) ,  野中崇志 (日本大 生産工) ,  岩下圭之 (日本大 生産工) ,  杉村俊郎 (日本大 生産工) ,  森田弘昭 (日本大 生産工)
資料名： 環境技術  (Journal of Environmental Conservation Engineering)
巻： 47  号： 6  ページ： 327-334  発行年： 2018年09月20日 
JST資料番号： S0796A  ISSN： 0388-9459  CODEN： KAGIDX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 静止気象衛星ひまわり8号が打ち上げられた。搭載されたセンサAHIは観測波長帯数ならびに観測頻度が向上し,特に日本付近等の特定領域は2.5分毎に観測が可能となった。観測頻度が向上したことにより,都市の日変化を捉えることが可能となったが,都市の熱環境を把握する上では,熱赤外データの一部の領域が雲の発生や移動により受けた影響を取り除く必要がある。そこで本研究では,ひまわり8号熱赤外データから求めた地表面温度に対し,さらに雲域の影響を軽減する手法として,雲の影響のない前後のデータから高次多項式によるデータの補正手法について検討し,その有効性について検証を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *気象衛星 ,  *地表温度 ,  雲 ,  解析 ,  頻度 ,  温熱環境 ,  多項式 ,  地球温暖化 ,  ヒートアイランド ,  異常値 ,  *除去 ,  日変化 ,  シミュレーション ,  リモートセンシング ,  赤外線 ,  キャリブレーション ,  センサ ,  データ処理 ,  誤り訂正 ,  検証 ,  有効性
準シソーラス用語： データ補正 ,  *ひまわり8号 ,  *異常値除去 ,  温度解析 ,  較正 ,  熱赤外線

分類 (3件)： 気象学一般  (DC05010D) ,  写真測量,空中写真  (RC02040D) ,  雲と降水の微物理  (DC05110M)

引用文献 (9件)：

• 1) 北林興二;都市ヒートアイランド現象と可視化,可視化情報学会誌,22,(86),p.131-136,2002. 10.3154/jvs.22.131
• 2) 山口隆子;ヒートアイランド対策,日本生気象学会誌,50,(2),p.71-75,2013.
• 3) 国土交通省;“国土交通省ヒートアイランド・ポータル”,http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/environment/sosei_environment_mn_000016.html,(参照2017-09-25).
• 4) 佐々木政幸,操野年之;静止地球環境観測衛星ひまわり8号及び9号について,日本リモートセンシング学会誌,31,(2),p.255-257,2011.
• 5) 内田裕貴,青山定敬,朝香智仁,野中崇志,杉村俊郎;静止気象衛星による首都圏の熱環境について,土木学会論文集G(環境),71,(5),p.I_319-I_324,2015.

タイトルに関連する用語 (4件)： ひまわり8号 ,  地表面温度 ,  解析 ,  雲域