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J-GLOBAL ID：201802286687765327   整理番号：18A0257297

エリトロポイエチンは雄WistarラットにおけるiNOS依存性機序を介して実験的出血性ショック誘発腎障害を減弱する【Powered by NICT】

Erythropoietin attenuates experimental haemorrhagic shock-induced renal damage through an iNOS- dependent mechanism in male Wistar rats

著者 (5件)： Ranjbaran M. (Department of Physiology, Faculty of Medicine, Tehran University of Medical Sciences, Tehran, Iran) ,  Kadkhodaee M. (Department of Physiology, Faculty of Medicine, Tehran University of Medical Sciences, Tehran, Iran) ,  Seifi B. (Department of Physiology, Faculty of Medicine, Tehran University of Medical Sciences, Tehran, Iran) ,  Adelipour M. (Department of Clinical Biochemistry, School of Medicine, Tarbiat Modares University, Tehran, Iran) ,  Azarian B. (Protein Chemistry Lab, Biotechnology Research Center, Pasteur Institute of Iran, Tehran, Iran)
資料名： Injury; British Journal of Accident Surgery  (Injury; British Journal of Accident Surgery)
巻： 48  号： 2  ページ： 262-269  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0033A  ISSN： 0020-1383  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エリスロポイエチン(EPO)は出血性ショック(HS)状態における異なる組織に対する保護効果を発揮することを示した。多機能シグナル伝達分子として一酸化窒素(NO)は多様な生理学的および病理学的過程に関与している。EPO保護の正確な機構を理解するために,本研究では,雄ラットにおけるEPOシグナル伝達経路における異なるNOS酵素の役割を評価した。ラットを次の五群に無作為化した:1)Sham,2)HS3)EPO4)L NAME,非特異的NOS阻害剤5)1400W,特異的iNOS阻害剤。HSは全血液量の50%の除去により誘導した。2時間後,蘇生は,脱落した血液および乳酸リンゲル液を用いて行った。3群では,ラットはHS導入前に10分以上EPO(300IU/kg, i.v.)で処理した。L-NAME,1400W群では,L-NAME(10mg/kg, i.p.)と1400W(2mg/kg, i.p.)はEPO注入30分前に投与した。血液および腎臓組織試料は蘇生3時間後に得られた。EPOは生存率とHS群と比較して有意に改善した腎機能と組織学を増加させた。はEPO群で腎酸化ストレス,アポトーシスおよび全身性炎症応答であった。EPOはeNOSを増加させ,より豊富にiNOSm RNA発現。L-NAMEと1400Wは,EPOのすべての有益な効果を有意に消失した。このin vivo動物モデルでは,HSの前にEPO投与はラットにおける腎損傷と機能不全を減弱することを示した。EPOの保護効果は,一酸化窒素と異なるNOS酵素の発現,特にiNOSイソ型によって仲介される可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 生存率 ,  病理学 ,  一酸化窒素 ,  アポトーシス ,  *エリスロポイエチン ,  *腎臓病 ,  *出血性ショック ,  酸化ストレス ,  保護作用 ,  蘇生法 ,  酵素
準シソーラス用語： 動物モデル ,  一酸化窒素シンターゼ阻害剤 ,  *一酸化窒素シンターゼII ,  *Wistarラット , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 腎 ,  出血性ショック ,  Resuscitation ,  エリトロポイエチン ,  NOS阻害剤

分類 (5件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  (GW21010W) ,  消化器の基礎医学  (GH01020E) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (9件)： エリトロポイエチン ,  Wistarラット ,  iNOS ,  依存性 ,  実験 ,  出血性ショック ,  誘発 ,  腎障害 ,  減弱