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J-GLOBAL ID：201802286751371997   整理番号：18A0812403

プルゴンの忌避作用における侵害受容性一過性受容体電位チャンネルの関与【JST・京大機械翻訳】

Involvement of nociceptive transient receptor potential channels in repellent action of pulegone

著者 (5件)： Majikina Azusa (Department of Veterinary Pharmacology, Faculty of Agriculture, Tottori University, Tottori, Japan) ,  Takahashi Kenji (Department of Veterinary Pharmacology, Faculty of Agriculture, Tottori University, Tottori, Japan) ,  Saito Shigeru (Division of Cell Signaling, Okazaki Institute for Integrative Bioscience (National Institute for Physiological Sciences), National Institutes of Natural Sciences, Okazaki, Japan) ,  Tominaga Makoto (Division of Cell Signaling, Okazaki Institute for Integrative Bioscience (National Institute for Physiological Sciences), National Institutes of Natural Sciences, Okazaki, Japan) ,  Ohta Toshio (Department of Veterinary Pharmacology, Faculty of Agriculture, Tottori University, Tottori, Japan)
資料名： Biochemical Pharmacology  (Biochemical Pharmacology)
巻： 151  ページ： 89-95  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0128A  ISSN： 0006-2952  CODEN： BCPCA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トリ忌避剤の1つであるパルゲノンは,鳥類によって引き起こされる経済的損失を防ぐために使用される。化学忌避剤は,しばしば不快な感覚と感覚刺激を引き起こし,いくつかの環境下で回避をもたらす。感覚ニューロンを発現するいくつかのTRPチャンネルは侵害受容に関連することが認識されている。ここでは,単離したニワトリの感覚ニューロンおよび異種発現系を用いて,プルegの忌避作用の分子機構を決定した。プルegはニワトリ感覚ニューロンにおける細胞内Ca2+濃度([Ca2+]i)を増加させた。異なる感受性を示すニューロンの2つのタイプがあった。1つは低濃度で,他は高濃度で応答した。薬理学的分析により,前者は主にTRPメラスタチン8(TRPM8)により仲介され,後者はTRPアンキリン1(TRPA1)とTRPM8の両方により仲介されることを明らかにした。両チャンネルの活性化は異種発現系を用いて決定した。高濃度では,pulegoneはニワトリTRPM8を抑制したが,ニワトリTRPA1は抑制しなかった。雛へのpulegoneのプラインタール注射は,TRPA1アンタゴニストにより減弱された疼痛関連行動を引き起こした。これらの結果は,プルegがニワトリ感覚ニューロンにおいてTRPM8とTRPA1チャンネルの両方を刺激し,前者を抑制するが,後者は高濃度では抑制しないことを示す。まとめると,これらのデータは,鳥類種におけるpulegoneの忌避作用に対する分子標的が侵害受容体TRPA1であることを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 感受性 ,  *チャネル ,  侵害受容体 ,  忌避剤 ,  ニューロン ,  知覚神経 ,  *忌避作用 ,  薬理学 ,  イオンチャンネル ,  疼痛
準シソーラス用語： アンタゴニスト ,  TRPA1 ,  TRPM8 ,  分子機構 ,  *侵害受容 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 細胞内Ca2+増加 ,  イオンチャンネル ,  忌避剤 ,  感覚ニューロン ,  TRPチャンネル

分類 (1件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 忌避作用 ,  侵害受容 ,  一過性受容体電位チャンネル