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J-GLOBAL ID:201802286756627569   整理番号:18A0129501

低酸素領域を伴う肺腺癌における豊富な腫瘍間質細胞を促進する【Powered by NICT】

Abundant tumor promoting stromal cells in lung adenocarcinoma with hypoxic regions
著者 (18件):
資料名:
巻: 115  ページ: 56-63  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3184A  ISSN: 0169-5002  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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炭酸アンヒドラーゼIX(CAIX)は低酸素のマーカーであり,癌関連線維芽細胞(CAF)によるその発現は肺腺癌の予後不良と関連することが報告されている。CAIX(+)CAFを含む低酸素微小環境を特性化することを目的とした。最初に,3cm以上の肺腺癌(n=188)CAFによるCAIX発現の臨床病理学的意義を評価した。は癌細胞におけるE-カドヘリン,エズリン,A LDH-1,CD44,EGFR,H SF-1,Glut-1,およびPD-L1の発現だけでなく,CAIX(+)CAFとCAIX( )CAF例(25例,各)間の間質細胞におけるCD204とポドプラニンのそれを比較した。全体で,48名の患者はCAIX(+)CAF(26%)を有していた。多変量解析では,CAFによるCAIX発現は無再発生存率(p<0.05)の独立した好ましくない予後因子としての機能を果たすことを明らかにした。癌細胞における低酸素マーカーGlut-1の染色スコアはCAIX(+)CAFの場合において,非常に高いCAIX( )CAF(中央値:20対0,p<0.01)。さらに,CD204(+)腫瘍関連マクロファージ(TAM)とポドプラニン(+)CAFの数はCAIX(+)CAF群で有意に高かったCAIX( )CAF群(TAMs: 31.5 vs. 17.0:p<0.01, CAFs: 20 vs. 0:p<0.05)。他のマーカーの染色スコアは群間で異ならなかった。著者らの結果は,間質細胞,CD204(+)TAM,ポドプラニン(+)CAFを促進する豊富な腫瘍の存在はCAIX(+)CAFを含む腫瘍微小環境の特性,これは低酸素領域を伴う肺腺癌の攻撃的行動の増加に寄与することを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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呼吸器の腫よう 
タイトルに関連する用語 (5件):
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