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J-GLOBAL ID:201802286795621394   整理番号:18A0125574

質量分析に結合した固相抽出及び液体クロマトグラフィーによるウマ血しょう中のα-コブラトキシンの検出と確認【Powered by NICT】

Detection and confirmation of α-cobratoxin in equine plasma by solid-phase extraction and liquid chromatography coupled to mass spectrometry
著者 (8件):
資料名:
巻: 1533  ページ: 38-48  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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α-コブラトキシン(CTX)は強い鎮痛効果を持つ大きなペプチド(71アミノ酸)であり,競馬のようなスポーツで誤用されたかもしれない。このような誤用を防止するために,ウマ試料中の毒素の検出と確認に必要である高感度な方法。CTXを最適化混合モード固相抽出(SPE)法を用いたウマの血漿から抽出した。抽出CTXはジチオトレイトールで還元し,ヨードアセトアミドによるアルキル化し,56°Cで30分間のトリプシンで消化した。消化物をタンデム質量分析(LC MS/MS)に結合した液体クロマトグラフィーで分析し,トリプシンペプチドT2(~3CFITPDITSK~12)およびT4(~24TWCDAFCSIR~33)はCTXの検出と確認のためのモニターした。検出限界(LOD)は,血漿中のCTX,確認限界(LOC)0.2ng/mLで0.05ng/mLであった。20標準アミノ酸からなる小ペプチドとは異なり,CTXが室温で少なくとも24hのウマ血しょうで安定であった。開発した分析法は,実血漿試料の分析に成功裏に適用された;CTXは研究ウマへのCTX(2.0mg)の皮下投与36時間を通してプラズマ採取した15分で検出され,24時間まで30分を確認した。さらに,「信頼性のある標的化SEQUEST検索」と名付けられるアプローチがCTXの確認のための生成物イオンスペクトルレベルでT2の特異性を評価するために提案されている。T2であるCTXに特異的なこのアプローチとBLAST検索で評価した。さらに,T2とT4,背景ノイズレベルと信号対雑音比(S/N)のエレクトロスプレイ(ESI)応答に及ぼす移動相添加剤としてジメチルスルホキシド(DMSO)の影響を調べた;DMSOは2以下の因子によるT2とT4の信号強度を増加させた。DMSOは背景ノイズレベルを上昇させ,ペプチドのS/Nを改善し,著者らの知る限りではなかったという最初の報告である。開発した分析法は,グレーハウンド犬またはヒトも人間のような他の種からの血漿中のCTXの分析に適用できる可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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有機化合物の各種分析 

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