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J-GLOBAL ID:201802286887993890   整理番号:18A0259754

B細胞上のCD23表面密度はIgEレベルと関連し,IgE促進アレルゲン取込,アレルゲン特異的T細胞の活性化を決定する【Powered by NICT】

CD23 surface density on B cells is associated with IgE levels and determines IgE-facilitated allergen uptake, as well as activation of allergen-specific T cells
著者 (12件):
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巻: 139  号:ページ: 290-299.e4  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0182B  ISSN: 0091-6749  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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増加している証拠は,IgEに対する低親和性受容体CD23は,IgE促進アレルゲン提示を介してアレルゲン特異的T細胞の活性を制御するのに重要な役割を果たすことを示唆する。アレルギー患者における免疫細胞上のCD23分子の数を決定し,抗原提示細胞上のCD23分子の数はIgEレベルと関連しており,アレルゲン取込とアレルゲン特異的T細胞活性化に影響するかどうかを検討しようと考えた。アレルギー患者の免疫細胞上のCD23分子の数はQuantiBRITEビーズを用いたフローサイトメトリーを用いて定量化し,総及びアレルゲン特異的IgEレベル,アレルゲン吸入誘発即時型皮膚反応性と比較した。CD23表面密度に関連したアレルゲン取込とアレルゲン特異的T細胞活性化は,共焦点顕微鏡およびT細胞カバノキ花粉アレルゲンBetv1 1に特異的なT細胞受容体をトランスフェクトしたと組み合わせたフローサイトメトリーを用いて測定した。定義されたIgEアレルゲン免疫複合体はヒトモノクローナルアレルゲン特異的IgEとBetv1 1で形成された。アレルギー患者ではCD23分子の大部分は未感作IgD~+B細胞に発現した。B細胞上のCD23分子の密度ではなくCD23~+細胞の数は全IgEレベル(R=0.53,P=.03)およびアレルゲン誘発皮膚反応(R=0.63,P=.008)と相関していた。アレルゲン特異的T細胞のB細胞および活性化へのアレルゲン-IgE複合体の取込はCD23へのIgE結合に依存し,CD23表面密度と関連していた。培養PBMCに対するモノクローナルIgEの添加はB細胞上のCD23発現を有意に増加させ(P=.04)。アレルギー患者のB細胞上のCD23表面密度はアレルゲン特異的IgEレベルと相関し,T細胞のアレルゲン取込とその後の活性化を決定した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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免疫反応一般 

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