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J-GLOBAL ID:201802287049225447   整理番号:18A0958163

天然物トオセンダニンは新規PI3K阻害剤としてアドリアマイシンに対するヒト乳癌細胞の耐性を逆転させる【JST・京大機械翻訳】

Natural product toosendanin reverses the resistance of human breast cancer cells to adriamycin as a novel PI3K inhibitor
著者 (11件):
資料名:
巻: 152  ページ: 153-164  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0128A  ISSN: 0006-2952  CODEN: BCPCA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アドリアマイシン(ADM)は,臨床乳癌治療において一般的に使用される薬剤である。しかしながら,反復ADM曝露を受けたいくつかの乳癌型または乳癌は,ADMに対する強い耐性を発達させ,その結果,その臨床的有効性を制限する。本研究において,著者らは,伝統的漢方薬Melia toosendan Sieb et Zuccから抽出されたトリテルペノイド,トオセンダニン(TSN)がヒト乳癌細胞におけるアドリアマイシン耐性を成功裏に逆転できることを初めて見出した。免疫蛍光とHPLC分析は,TSNが乳癌細胞,特に核においてアドリアマイシン蓄積を促進することを示した。さらに,TSNはABCB1発現を有意に減少させた。TSNは,おそらくPI3K触媒サブユニットP110αおよびp110βのダウンレギュレーションおよびDNA-PKcsの阻害により,アドリアマイシン誘導Akt燐酸化を抑制できることを見出した。重要なことに,PI3K P110αおよびp110β発現に対するTSNの阻害効果は,乳癌細胞で特異的に観察されたが,正常ヒト細胞では観察されなかった。さらに,TSNは4T1乳癌モデルにおけるADMの抗癌効果を有意に増強し,その阻害率はほぼ90%であった。従って,TSNは乳癌耐性を逆転させる新規PI3K阻害剤として使用できる。ADMとTSNの併用は,ヒト乳癌治療のための有用な戦略を表す可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 
物質索引 (1件):
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