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J-GLOBAL ID：201802287053181352   整理番号：18A0710397

異なるアルカロイドの抗菌機構を解明するためのゲノムアプローチ【JST・京大機械翻訳】

An OMIC approach to elaborate the antibacterial mechanisms of different alkaloids

著者 (4件)： Avci Fatma Gizem (Department of Bioengineering, Marmara University, 34722, Kadikoy, Istanbul, Turkey) ,  Avci Fatma Gizem (Department of Bioengineering, Adana Science and Technology University, 01250, Adana, Turkey) ,  Sayar Nihat Alpagu (Department of Bioengineering, Marmara University, 34722, Kadikoy, Istanbul, Turkey) ,  Sariyar Akbulut Berna (Department of Bioengineering, Marmara University, 34722, Kadikoy, Istanbul, Turkey)
資料名： Phytochemistry  (Phytochemistry)
巻： 149  ページ： 123-131  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0116B  ISSN： 0031-9422  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物由来物質は,それらの明確な抗菌機構とマルチターゲット特性により,抗生物質耐性に対する戦いに関心を集めている。計装と分析技術の最近の進歩により,OMICアプローチは,薬物発見における植物化学物質の機構の標的同定と解明に広く使用されている。本研究では,Bacillus subtilis細胞における既知の抗微生物アルカロイドベルベリンと一緒に,RNA配列決定に基づく転写プロファイリングと全体的な示差蛋白質発現分析を用いて,植物アルカロイドのボルジン,ブルボカピンおよびロメリンの活性と効果を比較した。トランスクリプトーム所見をqPCRにより検証した。走査電子顕微鏡からの画像を得て,全細胞に及ぼす影響を可視化した。結果は,3つの選択されたアルカロイドの中で,ロメリンのみが抗菌活性を有することを示した。ベルベリンとは異なり,多剤耐性ポンプを通して排出されやすいが,ロメリンは細胞に蓄積した。これにより,酸化ストレスが生じ,活性酸素種が構築され,最終的に鉄取込のような種々の経路を脱調節した。ボルジンまたはブルボカピンによる処理は,様々な代謝経路にわずかに影響したが,成長パターンを変化させなかった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 枯草菌 ,  活性酸素 ,  走査電子顕微鏡 ,  多剤耐性 ,  RNA【核酸】 ,  酸化ストレス ,  代謝経路 ,  定量的PCR法 ,  *アルカロイド ,  トランスクリプトーム ,  可視化 ,  抗細菌作用 ,  酸素複素環化合物 ,  ピリジニウム ,  プロトベルベリンアルカロイド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  フェノール類 ,  アポルフィンアルカロイド
準シソーラス用語： 蛋白質発現 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： アポルフィンアルカロイド ,  Roemerine ,  抗菌 ,  RNA-seq ,  プロテオミクス ,  枯草菌

分類 (3件)： 物質の代謝  (EH02050Q) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  アルカロイド  (CF10030D)

物質索引 (2件)： ベルベリン ,  ボルジン

タイトルに関連する用語 (3件)： アルカロイド ,  抗菌 ,  ゲノム