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J-GLOBAL ID:201802287139785332   整理番号:18A0282804

血漿ベタインおよびコリン濃度に対するニコチン酸およびニコチン酸アミド分解の影響の比較【Powered by NICT】

Comparison of the effects of nicotinic acid and nicotinamide degradation on plasma betaine and choline levels
著者 (9件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 1136-1142  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1761A  ISSN: 0261-5614  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,プラズマメチル基供与体,コリンとベタインに対するニコチン酸とニコチンアミドの影響を比較することであった。三十名の成人被験者を無作為に同じ大きさの三群に分け,経口精製水(C群),ニコチン酸(300mg,NA群)またはニコチンアミド(300mg,NM群)を受けた。血漿ニコチンアミド,N~1-メチルニコチンアミド,ホモシステイン,ベタインおよびコリンレベルと1.5および3時間後,3時間後での血漿ノルメタネフリンおよびメタネフリン濃度,および試験期間中N ~1-メチル-2-ピリドン-5-カルボアミドの尿中排せつを検討した。NM群で3時間プラズマニコチンアミド,N~1-メチルニコチンアミド,ホモシステイン,N ~1-メチル-2-ピリドン-5-カルボアミドの尿中排せつと脈圧(PP)のレベルは,対照群(P<0.01,ホモシステインとPP P<0.05を除く)のそれよりも221%,3972%,61%,1728%及び21.2%高かったが,NM群で3時間血漿ベタイン,ノルメタネフリンおよびメタネフリンレベルは24.4%,9.4%および11.7%低かった(P<0.05,ベタインP<0.01を除く),コリンレベルは有意差がなかった。同様の,しかし,より目立たない変化はNA群で観察され,NM群よりも低いレベル3時間プラズマN~1-メチルニコチンアミド(1.90±0.20 μmol/l vs. 3.62±0.27 μmol/l, P<0.01)とホモシステイン(12.85±1.39 μmol/l vs. 18.08±1.02 μmol/l, P<0.05)が高レベルのベタイン(27.44±0.71 μmol/l vs. 23.52±0.61 μmol/l, P<0.05)であった。ニコチンアミドの分解は同じ用量でニコチン酸のそれよりもベタインを消費する。この違いは,ナイアシンの栄養強化に考慮すべきである。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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ビタミンB群  ,  動物の代謝と栄養一般 
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