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J-GLOBAL ID:201802287140798941   整理番号:18A0512301

オメガ-3に富む亜麻仁油は肥満,糖尿病および脂質異常症のマウスモデルにおけるGPR120受容体によって部分的に媒介される炎症および小胞体ストレスに対する大動脈を保護する【Powered by NICT】

Flaxseed oil rich in omega-3 protects aorta against inflammation and endoplasmic reticulum stress partially mediated by GPR120 receptor in obese, diabetic and dyslipidemic mice models
著者 (15件):
資料名:
巻: 53  ページ: 9-19  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アテローム発生に「第一ヒット」はToll様受容体4,小胞体ストレスと最終的に代謝機能障害により駆動される。本研究では,亜麻仁油豊富な食餌(FS)はこれらの炎症性シグナル伝達経路を消滅させ,肥満マウスの大動脈における脂肪酸受容体G PR120を活性化することにより代謝ホメオスタシスを回復させると仮定した。グルコースホメオスタシスは,GTTとITT,により評価した。リピドミクスハイブリッドイオントラップ-Orbitrap質量分析計を用いて行った;血清脂質は比色アッセイを用いて測定した。GPR120および浸潤マクロファージは免疫蛍光により分析した;蛋白質免疫沈降法と遺伝子発現をウェスタンブロット及びRT-PCRによりそれぞれ評価した。両株から群間の体重と食物摂取に差はなかった(スイス,LDLr KOマウス)。GTTおよびコレステロール濃度は両マウスでFSモデルにより改善された。リピドミクスはω3(C18:3)含有量の増加を示したが,ステアリン酸(C18:0)は,FSに応答する内皮組織では検出されなかった。さらに,FSは大動脈における炎症誘発性(IL 1β, TNF α, pIκBα, pIKKβ)と非折畳み蛋白質応答マーカー(ATF6とGRP78)を著しく減少させた。スイスマウスでは,GPR120は部分的にω3媒介抗炎症作用に関与し,TLR4経路,LDLr KOマウスではなくを破壊した不飽和ω3脂肪酸による食事性飽和の部分置換は心血管リスクマーカー,炎症誘発性サイトカインおよび小胞体ストレスセンサーの阻害と大動脈におけるエフェクターに寄与している。しかし,炎症のダウンレギュレーションは動脈GPR120の活性化により仲介されない。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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食品の化学・栄養価  ,  細胞生理一般 
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