抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:重症脳損傷患者の術後早期の低温高容量血液濾過による脳と腎臓に対する保護作用を検討する。方法:重症脳損傷患者48例を選び、治療方式により対照群と観察群各24例に分け、両群患者の入院後、標準大骨弁減圧血腫除去術を行った。結果:治療前の2群の血糖、呼吸頻度、白血球数、心拍数などには有意差が認められなかった(P>0.05)、治療後7日。両群の血糖、呼吸頻度、白血球数、心拍数などのデータはいずれも著しく低下し(P<0.05)、しかも観察群はコントロール群より低かった(P<0.01)、治療後17日。両群の頭蓋内圧(ICP)はともに明らかに上昇した(P<0.05)が、観察群の治療後3、7日はコントロール群より低かった(P<0.01)。両群の血清腫瘍壊死因子-α(TNF-α)、インターロイキン-6(IL-6)、クレアチニン(Cr)、S100B蛋白(S-100B)のレベルには有意差がなかった(P>0.05)。治療7日後,両群のTNF-α,IL-6,S-100Bレベル,および観察群のCrレベルは治療前より有意に低く(P<0.01),観察群はコントロール群より低かった(P<0.05)。治療の前に,両群のNIHSSスコア,Barthel指数,MMSEスコアに有意差はなかった(P>0.05)。両群の治療後7日目のNIHSSスコアは顕著に低下し(P<0.01),観察群はコントロール群より低かった(P<0.05)。両群のBarthel指数、MMSE採点は顕著に上昇し(P<0.01)、観察群はコントロール群より高く(P<0.05)、治療1カ月後、観察群の好転率は58であった。33%(14/24),植物状態の生存率は29.17%(7/24)で,死亡率は12.50%(3/24)であった。対照群は8.33%(2/24)、58.34%(14/24)、33.33%(8/24)であり、観察群の好転率は対照群より高く、病死率はコントロール群より低かった。【結語】重症脳外傷患者の術後早期の低温高容量血液濾過は,ICPの上昇を阻止し,炎症反応を減少させ,脳と腎臓の機能を保護する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】