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J-GLOBAL ID:201802287162857774   整理番号:18A0382637

方解石化作用によって保存されたロシアの下部白亜系産腹足類の卵嚢【Powered by NICT】

Gastropod egg capsules from the Lower Cretaceous of Russia preserved by calcitization
著者 (3件):
資料名:
巻: 466  ページ: 326-333  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0621A  ISSN: 0031-0182  CODEN: PPPYA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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小型(直径0.8 1~0.6mm),円~楕円形で,三次元的に保存されたカルサイト化した構造は,ロシアの下部アプチアン(下部白亜系)からのアンモナイト体腔鋳型内に埋込まれることが分かった。頂端,小さな円形開口部を有する特徴的な形態,平板状のアタッチメント塩基から成る凸上半球は,これらの構造が腹足類(おそらく新生腹足上目)の卵カプセルを表すことを示した。本来,卵嚢は後に炭酸塩コンクリーション内に固定されたアンモナイトDeshayesitesとSinzoviaの空のシェルに付着していた。卵嚢の保存は,空のアンモナイト殻によって提供される適した潜在生息場所内でのそれらの堆積,及び外部環境からカプセルを十分に保護され,化石化に適した閉じた微小環境を創造するのみでない充填堆積物の迅速なセメンテーションの両方から生じた。卵嚢の方解石は,リン酸塩化のための必須りんイオンの非常に低い濃度で特性付けられた環境において低pH条件下で発生している可能性がある。今までのところ,このような構造は,異なる層準と地理的位置から誘導したいくつかの例から知られている。が知られているものは,黄鉄鉱化,りん酸塩処理,炭素質ともbioimmured化石の形で報告されている。ここに提示したカルサイト化した腹足類の卵嚢は,そのような構造が実際に異なる古環境/微小環境における化石化モードの広いアレイで保存されることを示した。このような化石これまで考えられたよりも化石記録におけるはるかに一般的であるように思われる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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