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J-GLOBAL ID:201802287257470663   整理番号:18A0470821

ジャガイモ(Solanum tuberosumL.)塊茎における傷害誘導性コルク化中の極性および非極性代謝の異なる誘導【Powered by NICT】

Differential induction of polar and non-polar metabolism during wound-induced suberization in potato (Solanum tuberosum L.) tubers
著者 (8件):
資料名:
巻: 93  号:ページ: 931-942  発行年: 2018年 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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創傷誘導スベリン沈着はフェノール類および脂肪酸代謝の時間的および空間的配位を含んでいる。フェノール代謝は防御化合物およびスベリン化組織で見出されたポリ(フェノール)ドメインの基礎を形成するヒドロキシシンナモイル誘導体として蓄積する両可溶代謝産物をもたらした。脂肪酸代謝はポリ(脂肪族)ドメイン,一般的にスベリンと呼ばれるを形成する超長鎖脂肪酸,1-アルカノール,ω-ヒドロキシ脂肪酸とα,ω-二酸の生合成を含んでいる。アブシジン酸(ABA)生合成阻害剤フルリドン(FD)を用いて,ジャガイモ塊茎におけるABAの傷害誘導性de novo生合成を減少させ,フェノール代謝(StPAL1, StC4H, StCCR, StTHT),脂肪族代謝(StCYP86A33, StCYP86B12, StFAR3, StKCS6),代謝関連フェノール類と脂肪族化合物(StFHT)またはアシル鎖とグリセロール(StGPAT5, StGPAT6)に関与する遺伝子の発現に及ぼす,コルク化(StABCG1)部位への脂肪族単量体の送達における影響を測定した。FD処理した組織では,脂肪族遺伝子発現と脂肪族スベリン単量体の蓄積の両方は遅延した。単独で使用したとき,外因性ABAはFD処理組織における直鎖脂肪族スベリン沈着を回復し,脂肪族遺伝子発現とポリ(脂肪族)ドメイン堆積を促進した。対照的に,フェノール代謝遺伝子はFD処理の影響を受けなかったが,FD+ABAとABA処理は,極性代謝産物の蓄積をわずかに強化した。これらのデータは,ジャガイモにおける傷害誘導性コルク化過程でのフェノール化合物及び脂肪族代謝の異なる誘導におけるABAの役割を支持する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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植物生理学一般  ,  植物の生化学  ,  遺伝子発現 
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