文献
J-GLOBAL ID:201802287288972278   整理番号:18A1433850

鞍山地域の始-古始生代花崗岩質地殻の形成及び進化-深溝寺雑岩の岩石学,年代学及び地球化学証拠【JST・京大機械翻訳】

Formation and Evolution of Eo-Paleoarchean Granitic Crust in the Anshan Area: Evidence from Petrology, Geochronology and Geochemistry of the Shengousi Complex
著者 (5件):
資料名:
巻: 92  号:ページ: 887-907  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0484B  ISSN: 0001-5717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
鞍山は華北クラトンの唯一保存の完全な始生代地質記録(3.812.5Ga)の地区である。本区の太古代初期の花こう質地殻の形成と進化を更に理解するために、本文は鞍山地域の典型的な太古代雑岩である深溝寺雑岩に対して詳細な岩石学、年代学及び地球化学研究を行った。岩石学と産状分析により始始始生代オルドビス紀の花崗岩質片麻岩と古始生代の混合岩化片麻岩の二つの主な岩石ユニットを確定した。前者SIMSジルコンU-P年代測定結果は3803±9Maであり、始始始生代の古い花崗岩質陸殻を代表する。後者の年代は33113335Maであり、古始生代の強い構造-変質熱イベントを代表する。始始始生代オルドビス紀花崗岩は高Si、富Na、貧Kを特徴とする。軽重希土類元素の分別は顕著ではなく、(La/Yb)N値は6.7635.96で、弱い負のユウロピウム異常(δEu=0.571.43)を持つ。微量元素はRb,La,Hf,Zrに富み,Nb,Ta,Sr,Ti,Sr/Y比(829),Mg#(2130),Cr(8)を欠損した。81×10-628.00×10-6)とNi(0.881×10-618.55×10-6)の含有量は比較的低く、源区のマントル物質の関与がないことを表明した。また、ザクロ石との平衡がなく、斜長石は残留源区で、形成深度は比較的浅かった。鞍山地域3.8Gaジルコンは正のεHf(t)値を持つ。始始始生代のオルドビス紀花崗岩はマントルマグマの底の侵入による地殻底部の含水玄武岩質岩石(角閃岩)の部分溶融によって形成した新生地殻である。古始生代の混合岩化片麻岩の主要鉱物組成は石英+斜長石+黒雲母であり、不一致相鉱物(カリ長石、珪線石とザクロ石など)がない。溶融過程中の含水鉱物は脱水反応がなく、主な反応はQtz+Pl±H2O=meltである。また、混合昆合岩化片麻岩の雑岩には、富アルミニウム鉱物と砕屑岩の構造が見られず、正片麻岩と推定され、原岩は奥長花崗岩あるいは英雲閃緑岩である。岩石中に大量の始生代継承ジルコンが存在し、しかも3.3GaジルコンεHf(t)は負値であり、混合岩化片麻岩の雑岩は始始始生代オルドビス紀の花こう質地殻の再溶融に形成する。本研究の結果によると、鞍山地域の始生代の花崗岩質地殻の進化は2つの主な段階に分けられる。始始始生代オルドビス紀の花こう岩質地殻の成長(3.8Ga)と古始生代花崗岩質地殻の再溶解(3.3Ga)。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

著者キーワード (5件):
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
年代測定  ,  地質構造・テクトニクス 

前のページに戻る