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J-GLOBAL ID:201802287328349795   整理番号:18A1068488

帝王切開妊娠女性の脱落膜におけるインテグリンβ3と白血病阻害因子の発現に関する研究【JST・京大機械翻訳】

Research on the expression of integrin β3 and leukaemia inhibitory factor in the decidua of women with cesarean scar pregnancy
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 84  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7445A  ISSN: 1471-2393  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】帝王切開瘢痕妊娠(CSP)は帝王切開術の後期の重篤な合併症である。近年世界的にCSPの発生率が増加している。それは,非制御出血と子宮破裂のリスクが高いため,致命的な状態である。CSPの機構はまだ不明である。子宮内膜受容性は,CSPと正常妊娠の間の帝王切開瘢痕において異なる可能性がある。インテグリンβ3およびLIFの子宮内膜発現は,子宮内膜受容性および胚着床と正の相関を示した。本研究の目的はCSPの機構を調べることである。【方法】EnVision二段階免疫組織化学的染色技術を用いて,CSP(20症例)および正常妊娠(20症例)を有する女性の脱落膜におけるインテグリンβ3およびLIFの発現を検出した。2つの群におけるインテグリンβ3とLIFの分布と染色強度を観察した。染色の観察は,5つのランダムに選択した高出力場(HPF,10×40)内で顕微鏡を用いて行った。すべてのデータ解析をSPSS17.0で行い,統計的有意性をP<0.05に設定した。【結果】抗インテグリンβ3と抗LIF抗体で染色された2つの群の異なる部分における脱落膜は,大部分のインテグリンβ3とLIF陽性細胞が腺上皮に位置していた。CSP群における帝王切開瘢痕におけるインテグリンβ3の発現強度は,CSP群における子宮空洞および正常妊娠群における帝王切開瘢痕より有意に高かった。正常妊娠群の子宮空洞と類似していた。CSP群における帝王切開瘢痕におけるLIFの発現強度は,CSP群における子宮空洞および正常妊娠群における帝王切開瘢痕より有意に高かった。正常妊娠群の子宮空洞より有意に低かった。結論:脱落膜インテグリンβ3とLIFは,CSPの機序において重要な役割を果たす可能性がある。帝王切開瘢痕脱落膜におけるインテグリンβ3とLIFの増加発現は,帝王切開瘢痕における胚着床と関連している可能性がある。CSPの発生は,局所帝王切開瘢痕における子宮内膜受容性の変化に関連している可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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婦人科疾患・妊産婦疾患の治療一般  ,  婦人科疾患,妊産婦の疾患 
引用文献 (33件):
  • BJOG; Caesarean scar pregnancy; A Ash, A Smith, D Maxwell; 114; 2007; 253-63; 10.1111/j.1471-0528.2006.01237.x; CR1;
  • Fertil Steril; An ectopic pregnancy developing in a previous cesarean section scar; PA Godin, S Bassil, J Donnez; 67; 1997; 398-400; 10.1016/S0015-0282(97)81930-9; CR2;
  • Fertil Steril; Identifying risk factors for recurrent cesarean scar pregnancy: a case-control study; ZD Qian, QY Guo, LL Huang; 102; 2014; 129-134.e1; 10.1016/j.fertnstert.2014.04.003; CR3;
  • Obstet Gynecol; Extrauterine pregnancy resulting from early uterine rupture; S Marcus, E Cheng, B Goff; 94; 1999; 804-5; CR4;
  • Ann Acad Med Singapore; Caesarean scar pregnancy: diagnosis to consider carefully in patients with risk factors; G Tan, YS Chong, A Biswas; 34; 2005; 216-9; CR5;
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