文献

J-GLOBAL ID：201802287330470836   整理番号：18A1042698

コンピュータシミュレーションとNMR緩和による食品防腐剤チアベンダゾールのDNAへの結合特性の研究【JST・京大機械翻訳】

Studies of the binding properties of the food preservative thiabendazole to DNA by computer simulations and NMR relaxation

著者 (9件)： Sun Qiaomei (School of Chemical Engineering, Sichuan University, Chengdu 610065, China. [e-mail]) ,  Suo Zili ,  Pu Hongyu ,  Tang Peixiao ,  Gan Na ,  Gan Ruixue ,  Zhai Yuanming ,  Ding Xiaohui ,  Li Hui
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 8  号： 36  ページ： 20295-20303  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チアベンダゾール(TBZ)は一般的に使用される食品保存料であり,広範囲の駆虫特性を有する。本研究では,分子レベルでのTBZとニシン精子DNA(hsDNA)の相互作用機構を調べるために,コンピュータシミュレーションと実験を行った。分子ドッキングは,TBZが溝モードでDNAと相互作用し,A-TとC-G塩基対領域に結合することを示した。分子動力学(MD)を用いて,TBZ-DNA複合体の安定性を評価し,MD中の3相と水素結合が結合を維持するのを助けることを見出した。NMR緩和は,TBZが462.43Lmol-1の結合定数を持つhsDNAに対して一定の親和性を有し,チアゾール環がDNAと結合した主な基であることを示した。蛍光実験から得られた結果は,TBZとhsDNAの結合が主に静的消光機構を通してエンタルピーによって駆動されることを示した。円偏光二色性と粘度測定は溝結合モードを証明した。FTIR結果はDNAの立体配座変化を明らかにし,DNAヘリックスはより短くコンパクトになり,DNA構造はB型からA型に変化することを明らかにした。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 結合定数 ,  *DNA【核酸】 ,  分子動力学 ,  円偏光二色性 ,  精子 ,  蛍光 ,  消光 ,  水素結合 ,  *計算機シミュレーション ,  相互作用 ,  親和性 ,  エンタルピー ,  複合体 ,  配座転移
準シソーラス用語： 結合モード , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 核酸一般  (EB04010U)

タイトルに関連する用語 (6件)： コンピュータシミュレーション ,  NMR緩和 ,  食品防腐剤 ,  チアベンダゾール ,  DNA ,  研究