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J-GLOBAL ID:201802287357386682   整理番号:18A0260850

細胞EGFR経路を阻害することによりインフルエンザAウイルス複製に対する新規ポリケチド化合物PPQ Bの阻害効果【Powered by NICT】

Inhibition effects of novel polyketide compound PPQ-B against influenza A virus replication by interfering with the cellular EGFR pathway
著者 (8件):
資料名:
巻: 143  ページ: 74-84  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0654B  ISSN: 0166-3542  CODEN: ARSRDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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インフルエンザ発生に対する準備のための重要である新規標的と低毒性の抗インフルエンザAウイルス(IAV)薬の開発。本研究では,著者らの結果は,酸耐性真菌Penicillium purpurogenum歪JS03 21から誘導された新規ポリケチド化合物purpurquinone B(PPQ B)は低毒性のin vitro IAVの複製を抑制し,ウイルス吸着後のいくつかの段階を阻止することを示した。PPQ Bはin vitroでH1N1(A/Puerto Rico/8/34(PR8),H1N1(A/カリフォルニア/04/2009;Cal09)およびH3N2(A/swine/Minnesota/02719/2009)ウイルス複製を阻害し,PPQ Bは広域スペクトル抗IAV活性を有することを示唆した。PPQ Bの抗ウイルス活性は吸着後0 4時間発生するいくつかの段階のその阻害に大きく関連している可能性がある。PPQ Bの経口投与は,肺ウイルス価を減少させ,IAV感染マウスの生存率を改善することができた。PPQ Bも有意にIAV感染肺およびA549細胞における炎症性因子TNF-α,IL-6,RANTESおよびKCの産生を減少させ,PPQ Bは,IAV感染による炎症反応を減弱する可能性があることを示唆した。PPQ Bはウイルス複製と炎症性応答の両方を阻害するNF-κBおよびMAPK経路をダウンレギュレートするように思われる。要約すると,PPQ Bが,将来における新規な抗IAV薬物標的宿主EGFR経路に発展する可能性を有している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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抗ウイルス薬の基礎研究 

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