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J-GLOBAL ID：201802287493158340   整理番号：18A0172230

2205二相ステンレス鋼の溶接継手のミクロ組織と孔食耐性

The Microstructure and Pitting Resistance of Weld Joints of 2205 Duplex Stainless Steel

著者 (7件)： WU Mingfang (Jiangsu Univ. Sci. and Technol., Zhenjiang, CHN) ,  LIU Fei (Jiangsu Univ. Sci. and Technol., Zhenjiang, CHN) ,  LIU Fei (Zhenjiang Technician Inst., Zhenjiang, CHN) ,  PU Juan (Jiangsu Univ. Sci. and Technol., Zhenjiang, CHN) ,  ANDERSON Neil E. (Univ. Alberta, Edmonton, CAN) ,  LI Leijun (Univ. Alberta, Edmonton, CAN) ,  LIU Dashuang (Jiangsu Univ. Sci. and Technol., Zhenjiang, CHN)
資料名： Journal of Materials Engineering and Performance  (Journal of Materials Engineering and Performance)
巻： 26  号： 11  ページ： 5341-5347  発行年： 2017年11月 
JST資料番号： C0161B  ISSN： 1059-9495  CODEN： JMEPEG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二相ステンレス鋼はフェライトとオーステナイトの二つの相のそれぞれの優れた特性を活かした強度と耐食性に優れた材料である。その特性発現は,両相のバランスによってなされるため,溶接のような高温入力があるとそのバランスが崩れる課題がある。本研究においては,この課題を詳細に把握するために,2205二相ステンレス鋼を供試材とし,基材よりNi量が若干(2~4%)多い溶接ワイヤを用いサブマージドアーク溶接(SAW)によって溶接継手(片側および両側溶接)を作製し,その金属組織観察(フェライト/オーステナイト比率測定),硬度分布測定および腐食試験を行なった。これらの実験から,Ni量の多い溶接ワイヤの適用は好ましいフェライト/オーステナイト比を形成するのに適しており,溶接継手の孔食耐性は基材よりも高くすることができることを見出した。

シソーラス用語： *二相ステンレス鋼 ,  サブマージドアーク溶接 ,  *溶接継手 ,  フェライト組織 ,  オーステナイト ,  溶接ワイヤ ,  ニッケル含有合金 ,  *金属組織 ,  比率 ,  *耐孔食性

分類 (3件)： 溶接部  (WC07100I) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  腐食  (WB03030B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 二相ステンレス鋼 ,  溶接継手 ,  ミクロ組織 ,  孔食 ,  耐性