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J-GLOBAL ID：201802287535122333   整理番号：18A0795605

福島の原子力発電所に近接した避難区域内のハウスダスト中の放射性セシウム汚染【JST・京大機械翻訳】

Radiocesium contamination in house dust within evacuation areas close to the Fukushima Daiichi nuclear power plant

著者 (2件)： Shinohara Naohide (Research Institute of Science for Safety and Sustainability (RISS), National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST), 16-1 Onogawa, Tsukuba, Ibaraki 305-8569, Japan) ,  Yoshida-Ohuchi Hiroko (Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Tohoku University, 6-3Aramaki-Aoba, Aoba-ku, Sendai, Miyagi 980-8578, Japan)
資料名： Environment International  (Environment International)
巻： 114  ページ： 107-114  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0646B  ISSN： 0160-4120  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 福島第一原子力発電所(FDNPP)事故以来,屋外除染努力が進められている。しかし,屋内汚染についてはほとんど知られていない。そこで,日本,福島県,FDNPPに近い避難地域内の21の木造建物(19の住宅家と2つのコミュニティセンター)における粒子サイズに基づいて住宅ダストをサンプリングした。ハウスダストのグラム当たりの放射性セシウム(137Cs)の放射能は,粒子サイズの減少とともに増加した(平均:6.1×10~3,2.6×10~3,1.6×10~3,7.5×10~2,5.0×10~2,および4.6×10~2Bq/g,それぞれ<4~20,20~63,63~180,180~500,500~1000,および1000~2000μm)。ハウスダストにおける137Cs濃度は,<4~1000μm粒子に対するFDNPPからの距離の二乗に反比例した。多重線形回帰分析の結果から,FDNPPからの距離とFDNPP(北西)からの方向は,ハウスダストの放射能と有意に関連していた。ハウスダスト中の137Csの19%,33%,および48%が,水,1M HCl,および抽出されない中でそれぞれ抽出されたことがわかった。バイオアクセシビリティを考慮し,住宅ダストの20mg/日の毎日の摂取量を仮定すると,毎日の線量は7.2Bq/日(平均)と18Bq/日(95%の分位数)である。これらの結果は,FDNPP周辺の地域における室内放射性Cs汚染と,家庭を戻した後の屋内放射性Csへの可能な経口曝露に対する価値ある洞察を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ハウスダスト ,  粒度 ,  *セシウム ,  セシウム137 ,  *原子力発電所 ,  *塵埃 ,  *避難 ,  放射線量 ,  *福島県 ,  屋内環境 ,  放射能
準シソーラス用語： 摂取量 ,  汚染除去 ,  福島第一原子力発電所 ,  *セシウム放射性同位体 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 福島の原子力発電所(FDNPP) ,  ハウスダスト ,  室内環境 ,  放射性セシウム ,  粒子サイズ ,  抽出

分類 (2件)： 粒状物調査測定  (SB03060E) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (7件)： 福島 ,  原子力発電所 ,  避難 ,  区域 ,  ハウスダスト ,  放射性セシウム ,  汚染