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J-GLOBAL ID:201802287556768848   整理番号:18A1032734

リン酸塩性間葉腫瘍と関連した腫瘍誘発骨肉腫の治療と転帰:12人の患者の遡及的レビュー【JST・京大機械翻訳】

Treatment and outcomes of tumor-induced osteomalacia associated with phosphaturic mesenchymal tumors: retrospective review of 12 patients
著者 (10件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 403  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7436A  ISSN: 1471-2474  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:腫瘍誘発性骨軟化症(TIO)は,重度の低リン血症と骨軟化症により特徴付けられる稀な腫瘍随伴症候群である。非特異的症状により診断が困難となる。加えて,責任腫瘍の位置決めは困難である。本研究の目的は,TIOの臨床管理と結果を調査することであった。【方法】12人の患者の臨床的特徴,診断手順,治療,および転帰を遡及的にレビューした。結果:コホートは男性6名と女性6名(平均年齢45.5±9.9歳,範囲23~61歳)であった。疾患の平均期間は3.7±2.6年であった。すべての患者は,進行性骨痛,筋力低下,および/または困難歩行を呈した。血清リン濃度は全患者で低かった(平均0.42±0.12mmol/L)。3名の患者において,11名の患者においてテクネチウム-99mオクトレオチドシンチグラフィーを実施し,それぞれ右遠位大腿骨,左大腿骨頭,および右けい骨プラトーに病変を示した。磁気共鳴画像(MRI)は,1人の患者の病変に対して陰性であった。2人の患者は,陰性組織病理を示した生検を受けた。2歳と8か月の2人の患者は,それぞれ,陰性テクネチウム-99mオクトレオチド研究を行った後,18F-フルオロデオキシグルコース陽電子放出断層撮影/コンピュータ断層撮影(CT)を行い,それぞれ,左掌の仙骨と軟組織の病変を明らかにした。1つの腫瘍は,CTとMRIによって検出された。全体として,病変部位は,頭部(2人の患者,16.7%),胸部および腰部領域(2人,16.7%),骨盤(3人,25%),下肢(4人,33.3%)および上肢(1人,8.3%)であった。すべての患者は手術を受けて,組織病理学は各々においてホスファターゼ性間葉腫瘍を示した。術後,血清リン濃度は11名の患者で2~7日以内に正常化した。1~41か月の追跡調査で,手術は10名の患者で有効であった。1名の患者は局所再発を発症し,もう1名は転移した。結論:腫瘍誘発性骨軟化症の原因となる腫瘍の局在は,しばしば困難である。完全な腫瘍切除はほとんどの患者において良好な予後をもたらすが,再発および転移に対するサーベイランスが必要である。手術の前または手術が示されないとき,経口リン酸塩は症状と代謝不均衡を軽減することができる。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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運動器系の腫よう  ,  腫ようの外科療法 
引用文献 (22件):
  • World J Surg Oncol; Tumour-induced osteomalacia: a literature review and a case report; J Dadoniene, M Miglinas, D Miltiniene, D Vajauskas, D Seinin, P Butenas, T Kacergius; 14; 1; 2016; 4; 10.1186/s12957-015-0763-7; CR1;
  • Transl Endocrinol Metab; Tumor-Induced Osteomalacia; R Kumar, AL Folpe, BP Mullan; 7; 3; 2015; 1871; CR2;
  • Bone; Resolution of severe, adolescent-onset hypophosphatemic rickets following resection of an FGF-23-producing tumour of the distal ulna; LM Ward, F Rauch, KE White, G Filler, MA Matzinger, M Letts, R Travers, MJ Econs, FH Glorieux; 34; 5; 2004; 905-911; 10.1016/j.bone.2003.12.025; CR3;
  • J Bone Miner Res; Tumor-induced osteomalacia: an important cause of adult-onset hypophosphatemic osteomalacia in China: Report of 39 cases and review of the literature; Y Jiang, WB Xia, XP Xing, BC Silva, M Li, O Wang, HB Zhang, F Li, HL Jing, DR Zhong; 27; 9; 2012; 1967-1975; 10.1002/jbmr.1642; CR4;
  • Lancet; Nomogram for derivation of renal threshold phosphate concentration; RJ Walton, OL Bijvoet; 2; 7929; 1975; 309-310; 10.1016/S0140-6736(75)92736-1; CR5;
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