文献
J-GLOBAL ID:201802287681948952   整理番号:18A0286144

マウスにおけるCCL5の急性投与により誘発された痛覚過敏と鎮痛機構【Powered by NICT】

Hyperalgesic and hypoalgesic mechanisms evoked by the acute administration of CCL5 in mice
著者 (11件):
資料名:
巻: 62  ページ: 151-161  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1766A  ISSN: 0889-1591  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
マウスにおけるCCL5の足底内投与は低用量で痛覚過敏を生じさせるが,わずかに高用量で代償性抗侵害受容機構を活性化することを示した。CCL5の310ngの注入はCCR1とCCR5受容体の活性化を介して熱痛覚過敏,選択的きっ抗薬J113863(0.01 0.1μg)及びDAPTA(0.3 3μg)による阻害効果により示されるようにを誘発した。ジクロフェナク(1 10μg),COX-1SC-560の阻害剤(0.1 1μg)あるいはCOX-2セレコキシブ(1 5μg),TRPV1拮抗薬カプサゼピン(0.03 0.3μg)またはTRPA1きっ抗薬HC030031(10 50μg)により,この痛覚過敏の予防は,CCL5誘発痛覚過敏におけるプロスタグランジン合成とTRP感作の関与を示した。17よりCCL5それ以上の用量は痛覚過敏を誘発しなかった。しかし,この効果はナロキソンメチオジド(5μg),ノル-ビナルトルフィミン(10mg/kg)または抗ダイノルフィンA抗体(0.62 2.5ng)の投与により回復した。CCL5の30ngの投与もシクロホスファミドに対する応答または抗Ly6G抗体により誘導される好中球の選択的枯渇による循環白血球の数を減らしたマウスにおいて痛覚過敏を誘導した。事実,CCL5の30ngで処理した足に存在する好中球の数は10ngの痛覚過敏投与を受けている足におけるよりも大きかった。最後に,内因性オピオイドペプチドダイノルフィンAの発現は,CCL5により集めてこれらの好中球における二重免疫蛍光アッセイによって実証された。これらの結果は,CCL5の痛覚過敏特性を記述する以前のデータを支持し,CC群のケモカインは内因性鎮痛機構を活性化することができることの初めての証拠を構成している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消炎薬の基礎研究  ,  神経の基礎医学  ,  中枢神経系作用薬一般  ,  生理活性ペプチド 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る