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J-GLOBAL ID：201802287703749277   整理番号：18A0483510

油水岩石界面における濡れ性変化の界面動電機構【Powered by NICT】

Electrokinetic mechanism of wettability alternation at oil-water-rock interface

著者 (2件)： Tian Huanhuan (Department of Engineering Mechanics and CNMM, Tsinghua University, Beijing, 100084, China) ,  Wang Moran (Department of Engineering Mechanics and CNMM, Tsinghua University, Beijing, 100084, China)
資料名： Surface Science Reports  (Surface Science Reports)
巻： 72  号： 6  ページ： 369-391  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0422B  ISSN： 0167-5729  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 注入水のイオンの設計は油塩水岩石(OBR)系の濡れ性,強化された油回収に非常に重要な用途を持つことを変える可能性がある。イオン同調濡れ性は種々の実験により検証されているが,その機序は未だ明らかでない。本レビュー論文では,最初に可能な濡れ性変化機構の包括的要約,微粒子移動または溶解,多成分イオン交換(MIE),岩石と油間の電気二重層(EDL)相互作用と反発水和力を示した。鍵となる機構を明らかにするために,著者らはを仮定しない一定結合力(MIE)および剛直な滑らかな表面(無微粒子移動または溶解)による濡れ性変化にEDL反発の寄与を計算するために理論の完全な枠組みを導入した。フレームは三つの部分:油塩水岩石系におけるEDL,EDL相互作用エネルギーを評価するために,異なる境界仮定を用いて三つの方法,および接触角とEDL相互作用エネルギーをリンクする修正Young-Dupre方程式を記述するために界面帯電メカニズムと結合した古典的なGouy-Chapmanモデルから構成されている。二つの典型的な油塩水岩石システムのための定量的分析は,EDL相互作用を,種々のイオン組成で接触角をどのように影響するかを示す二つの物理的マップを提供する。結果は研究した系のためのイオン同調濡れ性にEDL相互作用の寄与は非常に重要ではないことを示した。微細加工を用いた古典的および先進的実験研究は,EDL反発濡れ性変化への寄与について簡単におよび理論的結果と比較してレビューした。実際の岩石表面の粗さはEDL相互作用を増強するかもしれないことを示唆した。最後に,いくつかの未解決問題,展望と機構に基づく有望な応用を考察した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 塩水 ,  相互作用 ,  電気二重層 ,  *濡れ ,  定量的分析 ,  溶解 ,  微粒子 ,  付着力 ,  *岩石 ,  水和 ,  接触角 ,  イオン ,  *界面 ,  帯電
準シソーラス用語： 相互作用エネルギー , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 濡れ性の変化 ,  電気二重層相互作用 ,  イオン交換 ,  界面動電学 ,  液体-固体界面

分類 (2件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  固-液界面  (CB12050B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 油 ,  水 ,  岩石 ,  界面 ,  濡れ性