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J-GLOBAL ID:201802287717650856   整理番号:18A0404099

Aspergillusは肺微小血管内皮細胞における初期炎症反応をfumigatus誘導p38MAPKと阻害の役割【Powered by NICT】

Aspergillus fumigatus-induced early inflammatory response in pulmonary microvascular endothelial cells: Role of p38 MAPK and inhibition by silibinin
著者 (6件):
資料名:
巻: 49  ページ: 195-202  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0026B  ISSN: 1567-5769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒト侵襲性肺アスペルギルス症(IPA)は主としてAspergillus fumigatus(A.fumigatus)による重篤な感染症である。肺微小血管内皮細胞(PMVECs)は,ヒト肺組織において重要なものである。しかし,IPA中PMVECsの役割については不明のままである。本研究では,A.fumigatusとPMVECsを共培養した。著者らは,A.fumigatusは培養におけるインターロイキン6(IL 6),インターロイキン1β(IL 1β)と細胞間接着分子1(ICAM 1)濃度の,dose,及び時間依存性増加を誘導することを観察した。IL-6,IL-1β,E-セレクチン,ICAM-1mRNA発現の有意な増加もA.fumigatusで処理した培養で観察された。SB203580(10μM)とのプレインキュベーションは,共培養におけるIL-6,IL-1βとICAM-1濃度の有意な変化を起こさなかったが,有意なIL-6,IL-1βとICAM-1濃度減少は,SB203580(20μM)とプレインキュベートした共培養で観察された。SP600125(10 20μM)およびPD98059(10 20μM)も,共培養におけるIL-6,IL-1βとICAM-1濃度における有意な変化をもたらした。PCR結果は,また,SB203580(20μM)(SP600125(20μM)およびPD98059(20μM)も)でプレインキュベーションすると共培養におけるIL-6,IL-1β,E-セレクチンおよびICAM-1mRNA発現を有意に減少させることを示した。添加では,A.fumigatusで処理したPMVECs培養で観察された有意なp38MAPKリン酸化増加。,シリビニン前処理と後処理は共培養における炎症性因子と接着分子のmRNAと蛋白質発現を下方制御する有意に観察された。最後に,PMVECsにおけるA.fumigatus p38MAPK活性化を有意に阻害することを観察した。著者らの結果は,PMVECsはp38MAPKにより仲介されるIPA早期炎症に関与することを示した。シリビニンはp38MAPKを介してPMVECsにおけるA.fumigatus炎症を阻害する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  白血球,リンパ球  ,  サイトカイン  ,  感染免疫 

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