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J-GLOBAL ID:201802287723540481   整理番号:18A0327452

低収縮性単量体とmonoacylphosphine酸化光開始剤の細胞毒性と遺伝毒性:混合物中の個々の毒性と併用効果の比較分析【Powered by NICT】

Cytotoxicity and genotoxicity of a low-shrinkage monomer and monoacylphosphine oxide photoinitiator: Comparative analyses of individual toxicity and combination effects in mixtures
著者 (7件):
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巻: 33  号:ページ: 454-466  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0009C  ISSN: 0109-5641  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新規ウレタン単量体FIT852とmonoacylphosphine酸化光開始剤(Lucirin TPO)の細胞毒性と遺伝毒性を比較した従来のビスフェノールAメタクリル酸グリシジル(BisGMA)とトリエチレングリコールジメタクリラート(TEGDMA)単量体とカンファーキノン(CQ)/アミン光開始剤システムによるためであった。さらに,組合せ効果の性質に関する樹脂混合物中の個々の物質の複合効果を定量化し,解析した。BisGMA,FIT,TEGDMA,CQ,DMAEMAとTPOの細胞毒性および遺伝毒性効果と四種の臨床的に関連した混合物(FIT/TPO, FIT/CQ, BisGMA/TPO, BisGMA/CQ)におけるそれらの複合毒性をMTTとコメットアッセイを用いたヒト胎児肺線維芽細胞MRC-5を試験した。測定した濃度-効果関係から全体的な毒性に及ぼす単量体及び光開始剤の組合せ効果を評価した。併用指数(CI)は,質量作用則原理から導いた中央有効式に基づいて計算した。個々の物質は次の順序で減少する細胞毒性効果を示した:BisGMA>TPO>FIT>CQ>DMAEMA>TEGDMA。実験的混合物は,BisGMA/TPO>BisGMA/CQ>FIT/CQ>FIT/TPOの減少細胞毒性効果を示した。FITベース混合物は成分間の拮抗的細胞毒性効果を示したBisGMAベース混合物はED_50で相乗効果を示した。TPOは混合物中の拮抗的および相乗的の両方の細胞毒性効果を増幅した。純粋物質は次の順序で遺伝毒性を示した:TPO>BisGMA>FIT>CQ>TEGDMA。DMAEMAの遺伝毒性を検出しなかった。混合物の遺伝毒性濃度の順位は:BisGMA/TPO>BisGMA/CQ>FIT/CQ>FIT/TPO(熱可塑性ポリオレフィン)。BisGMAよりFITの低細胞毒性と遺伝毒性は,その大きな生体適合性を示唆した。逆に,光開始剤TPOたCQ及びDMAEMAよりも細胞毒性および遺伝毒性であった。CI値はFITベース混合物の成分は拮抗的細胞毒性効果を示すことを示したが,BisGMAベース混合物のcompontentsは相乗作用を示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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バイオアッセイ  ,  有機化合物の毒性 

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