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J-GLOBAL ID：201802287728297245   整理番号：18A1620106

高分子グラフト化ナノロッドによる高分子ナノ複合材料の電気伝導ネットワーク形成の分子動力学シミュレーション【JST・京大機械翻訳】

Molecular dynamics simulation of the electrical conductive network formation of polymer nanocomposites with polymer-grafted nanorods

著者 (7件)： Li Fanzhu (Key Laboratory of Beijing City on Preparation and Processing of Novel Polymer Materials, Beijing University of Chemical Technology, 100029, People’s Republic of China. [e-mail] [e-mail]) ,  Duan Xiaohui ,  Zhang Huan ,  Li Bin ,  Liu Jun ,  Gao Yangyang ,  Zhang Liqun
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 20  号： 34  ページ： 21822-21831  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 充填剤の表面上のグラフト鎖は,充填剤導電性ネットワークを調整し制御するための効果的な戦略であり,高い電気伝導率を有する高分子ナノ複合材料(PNCs)の製造に利用できる。本研究では,粗粒分子動力学シミュレーションを用いて,静止状態におけるPNCsの伝導確率に及ぼす高分子グラフト化ナノロッド(NR)の影響を調べた。マトリックス中に凝集するNRの局所秩序構造は徐々に破壊され,NRの分散状態はグラフト密度の増加により改善された。しかし,高いグラフト密度では,NRの均一分散は大きなNR-NR距離をもたらす。その結果,グラフト密度の増加に伴い,導電率は最初に増加し,次に減少した。せん断場の下では,導電率はグラフト密度と共に連続的に増加した。静止状態におけるそれと比較して,伝導確率の減少または増加は,剪断場の下でのグラフト密度に依存した。特に,パーコレーション閾値の最小変化は高いグラフト密度で現れ,高い伝導安定性を反映した。さらに,導電性ネットワークのトポロジー構造は,グラフト鎖の長さによってほとんど変化しなかった。最後に,グラフト鎖と自由鎖の間の強い引力相互作用と比較して,弱い反発相互作用は伝導確率を効果的に強化することができた。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ネットワーク ,  *移植片 ,  *ナノロッド ,  *電気伝導 ,  導電性 ,  電気伝導率 ,  位相幾何学 ,  *計算機シミュレーション ,  *高分子 ,  剪断 ,  相互作用
準シソーラス用語： パーコレーション閾値 ,  均一分散 ,  グラフト率 ,  秩序構造 ,  *分子動力学シミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 高分子 ,  グラフト ,  ナノロッド ,  高分子ナノ複合材料 ,  電気伝導 ,  ネットワーク形成 ,  分子動力学シミュレーション