文献

J-GLOBAL ID：201802287780470155   整理番号：18A1186231

原子力分野における機能材料開発に資するマルチスケール・マルチフィジックスシミュレーションの基盤構築

著者 (5件)： 町田昌彦 (JAEA) ,  山田進 (JAEA) ,  永井佑紀 (JAEA) ,  中村博樹 (JAEA) ,  志賀基之 (JAEA)
資料名： 日本原子力研究開発機構JAEA-Review(Web)
号： 2017-023  ページ： 125-127 (WEB ONLY)  発行年： 2018年02月 
JST資料番号： U0296A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・実空間での大規模シミュレーション技術として,動的な揺らぎを数値的に正確に取り込むことのできる動的平均場理論(DMFT)及び連続時間量子モンテカルロ法(ct-HYB)を開発。
・二次元界面超伝導に磁性薄膜を貼付けることで超伝導転移温度が上昇する機構を解明。
・表面超伝導体の一原子ステップの電気伝導率の解明。
・トポロジカル超伝導体におけるネマティック超伝導状態の発見。
・密度行列繰り込み群法の開発を進め,複雑な相互作用(長距離,軌道間,リング型など)を持つ電子模型にも適用可能性向上。
・ダイアモンド鎖模型における超伝導,磁性の発現機構に対するより詳細な計算を実施。
・東京電力福島第一原子力発電所の事故後,トリチウム水の与える環境影響が懸念。
・リチウム水の物性を評価する計算科学研究の一環として,第一原理分子動力学法により動径分布関数を軽水,重水,トリチウム水の3種にて計算。
・その熱物性を解析するとともに,水素結合構造などの微視的性質の違いを取得。

シソーラス用語： *量子モンテカルロ法 ,  *計算機シミュレーション ,  平均場近似 ,  *転移温度 ,  超伝導 ,  電気伝導率 ,  *超伝導体 ,  くりこみ群 ,  密度行列 ,  *トリチウム水 ,  動径分布関数 ,  原子炉事故 ,  福島県 ,  トポロジカル超伝導体
準シソーラス用語： マルチフィジックスシミュレーション ,  マルチスケールシミュレーション ,  動的平均場理論 ,  超伝導転移温度 ,  密度行列くりこみ群 ,  福島第一原子力発電所事故

分類 (3件)： 超伝導体の物性一般  (BM04021A) ,  環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 原子力 ,  機能材料 ,  開発 ,  基盤 ,  構築