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J-GLOBAL ID：201802287787062922   整理番号：18A1720851

大気圧N_2プラズマ照射後のポリプロピレン表面のキャラクタリゼーション【JST・京大機械翻訳】

Characterization of the polypropylene surface after atmospheric pressure N₂ plasma irradiation

著者 (4件)： Sato Tomoya (National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, AIST, 1-1-1 Higashi, Tsukuba, Ibaraki 305-8565 Japan) ,  Akiyama Haruhisa (National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, AIST, 1-1-1 Higashi, Tsukuba, Ibaraki 305-8565 Japan) ,  Horiuchi Shin (National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, AIST, 1-1-1 Higashi, Tsukuba, Ibaraki 305-8565 Japan) ,  Miyamae Takayuki (National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, AIST, 1-1-1 Higashi, Tsukuba, Ibaraki 305-8565 Japan)
資料名： Surface Science  (Surface Science)
巻： 677  ページ： 93-98  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0129B  ISSN： 0039-6028  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高分子表面のプラズマ処理は接着特性を改善するために広く用いられてきたが,その機構はまだ議論されている。本研究では,和周波発生(SFG)振動分光法,減衰全反射赤外分光法(ATR-IR)およびRaman散乱を用いて,ポリプロピレン表面に及ぼすN_2プラズマ処理の影響を調べた。ATR-IR測定は,C=OおよびOH基がN_2プラズマ照射後に表面領域に導入されることを示した。しかし,SFG測定は,これらのグループがポリプロピレンの最外側表面の空気側に曝露されていないことを確認した。さらに,ポリプロピレン表面の結晶性の変化がRaman散乱によって観察され,これは処理が非晶質相の形成をもたらすことを示している。結晶性の変化は,ポリプロピレンの接着の改善にほぼ対応する。その結果,プラズマ処理を行った後に,非晶質領域の形成は,化学結合,表面粗さ,機械的連動などの他の因子によって表現されるよりも,接着特性の改善に対して強い影響を示す可能性があることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 赤外分光法 ,  接着 ,  ヒドロキシ基 ,  化学結合 ,  和周波数発生 ,  Raman散乱 ,  プラズマ処理 ,  *キャラクタリゼーション ,  結晶度 ,  高分子 ,  非晶質 ,  *プラズマ曝露 ,  表面粗さ
準シソーラス用語： ATR-IR ,  減衰全反射 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 高分子接着 ,  ポリプロピレン ,  表面処理 ,  和周波数発生振動分光法 ,  結晶度

分類 (3件)： 固体の表面構造一般  (BK15010E) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  固-気界面一般  (CB12041H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 大気圧 ,  プラズマ照射 ,  ポリプロピレン ,  キャラクタリゼーション