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J-GLOBAL ID:201802287992052634   整理番号:18A2035750

円偏光ルミネセンス(CPL),CPL励起及び19F-/31P{1H}-NMRスペクトル及びMulliken電荷によるα-/β-ピネン及びBINAPによるEu(FOD)_3のミラー対称性の制御された破れの解明【JST・京大機械翻訳】

Unveiling controlled breaking of the mirror symmetry of Eu(fod)3 with α-/β-pinene and BINAP by circularly polarised luminescence (CPL), CPL excitation, and 19F-/31P{1H}-NMR spectra and Mulliken charges
著者 (3件):
資料名:
巻:号: 11  ページ: 2718-2733  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3486A  ISSN: 2052-1553  CODEN: ICFNAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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光学的に不活性なEu(fod)_3(fod=6,6,7,7,8,8,8-ヘプタフルオロ-2,2-ジメチル-3,5-オクタンジオン酸)のPfeifffer効果が4つのキラル炭化水素,すなわち(1S)-/(1R)-α-ピネン,(1S)-/(1R)-trans-ピネン,(S)-/(R)-リモネンに溶解するかどうかを調べた。これらの溶媒の中で,α-ピネンおよびβ-ピネンは,電気双極子(ED)-禁制/磁気双極子(MD)におけるCPL-サイレントEu(fod)_3における明確な円偏光ルミネセンス(CPL)信号を誘起し,Eu(III)による613nmでのED-許容/MD禁制~5D_0→7F_2遷移を可能にした。5D_0→7F_1と5D_0→7F_2遷移をモニターするCPL励起(CPLE)スペクトルは,これらのCPLバンドがα-ピネンのキラリティによって誘発されることを確認した。(S)-/(R)-2,2′-ビス(ジフェニルホスフィノ)-1,1′-ビナフチル(BINAP), (S)-/(R)-[1,1′-ビナフタレン]-2,2′-ジイルビス[1,1-ジフェニル-1,1′-ホスフィン-オキシド](BINAPO)及び(S)-/(R)-α-フェニルエチルアミン(PEA)を含む非荷電キラル芳香族添加物の存在下でのEu(fod)_3は,それらのCPLシグナルにおいて異なる程度の非対称性因子をもつ鏡像CPLスペクトルを示した。19F-NMRスペクトルは,CPL信号が2つの異なる起源を持つことを明らかにした。それは外圏におけるPfeifier摂動系と内部球Eu(III)における強い配位相互作用として分類できる。前者はα-ピネン,BINAP及び希薄PEAにより例示されたが,後者はBINAPO及び純PEAにより観察された。BINAPOによるEu(fod)_3の強い配位相互作用を,BINAPの存在下でのそれとその31P{1H}-NMRスペクトルを比較することによって検証した。Eu(fod)_3のMulliken電荷とMP2(6-311G)計算で得られたキラル化合物は,余剰電荷中和がEu(III)錯体とCPL誘導キラル化合物中のいくつかの配位子間の不可視引力として作用できると仮定した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第3族元素の錯体 

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