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J-GLOBAL ID：201802288012279565   整理番号：18A0279684

GCaMP6fで測定したショウジョウバエ光受容体におけるカルシウムシグナル伝達【Powered by NICT】

Calcium signalling in Drosophila photoreceptors measured with GCaMP6f

著者 (3件)： Asteriti Sabrina (Cambridge University, Department of Physiology Development and Neuroscience, Downing Street, Cambridge, CB2 3EG, UK) ,  Liu Che-Hsiung (Cambridge University, Department of Physiology Development and Neuroscience, Downing Street, Cambridge, CB2 3EG, UK) ,  Hardie Roger C. (Cambridge University, Department of Physiology Development and Neuroscience, Downing Street, Cambridge, CB2 3EG, UK)
資料名： Cell Calcium  (Cell Calcium)
巻： 65  ページ： 40-51  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0875A  ISSN： 0143-4160  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ショウジョウバエ光形質導入は光吸収感桿分体を形成する三万の微じゅう毛におけるホスホリパーゼCカチオンチャンネル(TRPとTRPL)の活性化により仲介される。チャネルは,光に応答して大量のCa~2+流入を仲介するが,Ca~2+は内部貯蔵から放出されるかどうかは議論の余地がある。光受容体におけるGCaMP6fを発現するハエを作成し,無傷のハエにおける感桿分体イメージングによる解離細胞からだけでなく,in vivoでCa~2+信号を測定した。簡単なフラッシュに応答して,GCaMP6f信号は潜時1025ms,~1200効果的に吸収された光子と50%F_maxに達し,10000 30000光子で飽和した(ΔF/F_0~10 20)を有していた。Ca~2+遊離浴では,小さい(ΔF/F_0~4),長潜時(~200ms)光誘起Ca~2+上昇は検出可能であった。InsP_3受容体変異体が,実質的にNa~+も浴から除外した場合,除去,あるいはtrplでは影響を受けなかった;trp変異体は光感受性チャンネルを欠いていた。~2+Ca遊離上昇もNa~+/Ca~2+交換体変異体で除去され,が,交換器過剰発現ハエで加速された。これらの結果は,Ca~2+自由上昇は熱交換器のNa~+流入と活性に厳密に依存し,それらは大規模なNa~+流入後の血しょうまたは細胞内膜を横切ってのNa~+/Ca~2+交換の再平衡を反映している示唆していることを示した。交換体活性のない残りの任意の小さなCa~2+自由上昇した<10nm(ΔF/F_0~0.1)に相当すると光情報伝達に役割を果たすとは考えられない。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *受容体 ,  光吸収 ,  血漿 ,  細胞内膜 ,  *光受容体 ,  画像処理 ,  ホスホリパーゼC ,  微絨毛 ,  形質導入 ,  光子 ,  *ショウジョウバエ
準シソーラス用語： 光情報伝達 ,  光感受性 ,  カチオンチャンネル ,  *カルシウムシグナリング , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 光伝達 ,  TRPチャンネル ,  Na/Ca交換体 ,  InsP_3 ,  ホスホリパーゼC ,  カルシウムイメージング ,  遺伝子にコードされたカルシウム指示薬

分類 (2件)： 視覚  (EJ13020B) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (3件)： ショウジョウバエ ,  光受容体 ,  カルシウムシグナル伝達