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J-GLOBAL ID：201802288082773747   整理番号：18A1865332

金属-配位子錯体に基づく人工GM1グリカンクラスタの立体配座特性【JST・京大機械翻訳】

Conformational properties of an artificial GM1 glycan cluster based on a metal-ligand complex

著者 (3件)： Tachi Yuhei (Department of Physics, Graduate school of Science, Nagoya University, Nagoya, Aichi 464-8602, Japan) ,  Okamoto Yuko (Structural Biology Research Center, Graduate School of Science, Nagoya University, Nagoya, Aichi 464-8602, Japan) ,  Okumura Hisashi (Research Center for Computational Science, Institute for Molecular Science, Okazaki, Aichi 444-8585, Japan)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 149  号： 13  ページ： 135101-135101-7  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 24種のモノシアロテトラヘキソシルガングリオシド(GM1)グリカンが金属-配位子複合体の界面に移植される人工グリカンクラスタを最近提案し,NMR分析によりGM1グリカンクラスタとアミロイド生成蛋白質間の相互作用を調べた。本研究では,全原子分子動力学シミュレーションを行い,人工GM1グリカンクラスタの立体配座特性を特性化した。GM1グリカンの65%以上が鎖間水素結合によりクラスタ化されることを見出した。鎖間水素結合は主にNeu5AcとGalの間に形成される。五量体は金属-配位子錯体で最も頻繁に観察された。GM1グリカンは傾斜し,疎水的に配位子部分と相互作用した。金属-配位子錯体の疎水性表面はGM1グリカンの各立体配座における鎖内水素結合を増加させた。鎖内水素結合の増加は単量体と比較してGM1グリカンの局所最小立体配座を安定化した。グリカンとグリカン-リガンド疎水性相互作用間の鎖間水素結合もこの立体配座安定化に寄与した。これらの結果は,蛋白質認識を理解し,アミロイド形成蛋白質に対する薬物材料を設計するための熱ゆらぎ下での新しい人工GM1グリカンクラスタの物理化学的性質を提供する。Copyright 2018 AIP Publishing LLC All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 計算機シミュレーション ,  *立体配座 ,  疎水性相互作用 ,  複合体 ,  水素結合 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  疎水性 ,  界面 ,  クラスタ化 ,  キャラクタリゼーション ,  単量体 ,  *クラスタ ,  *錯体 ,  物理化学的性質 ,  全原子分子動力学シミュレーション ,  *グリカン ,  計算機利用 ,  利用 ,  改変

分類 (3件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  電解質水溶液  (CB05020K) ,  第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 配位子 ,  錯体 ,  人工 ,  グリカン ,  クラスタ ,  立体配座