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J-GLOBAL ID:201802288202646398   整理番号:18A0380014

主要な精神疾患における末梢血神経成長因子レベル【Powered by NICT】

Peripheral blood nerve growth factor levels in major psychiatric disorders
著者 (10件):
資料名:
巻: 86  ページ: 39-45  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0194A  ISSN: 0022-3956  CODEN: JPYA3E  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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神経成長因子(NGF)は,神経組織の成長と生存を促進し,シナプス可塑性と形態的可塑性を仲介する際に極めて重要な役割を果たしている。いくつかの研究は,末梢NGFレベルと主要な精神障害の間の相関,統合失調症(SCZ),大うつ病性障害(MDD)および双極性障害(BPD)を調査した。が,結果は矛盾していた。このメタ分析は,健康な被験者と比較して精神疾患患者における血中NGFレベルを調べたおよび血液画分,投薬及び疾患状態の潜在的影響を調べた。精神疾患と健常者1225名を患っている1342人の患者を含む,全部で21の適格の研究が本メタ分析に登録した。著明な公表バイアスは,SCZ,MDDまたはBPD Begg試験(P>0.05)のいずれでも観察されなかった。ランダム効果メタ分析は,SCZ(Z=2.14,P=0.033,SMD=1.08,95%CI=2.07~ 0.09)とMDD(Z=2.57,P=0.010,SMD= 0.61;95%CI=1.08~0.14)の患者は有意に減少したNGFレベルを有し,健常対照者と比較してことを示した。注目すべきことに,この減少はSCZ(P=0.004)とMDDの薬用または慢性患者(P<0.001)の未治療患者で増加した。NGFレベルの有意差は,BPD患者と対照(P>0.05)の間で観察されなかった。これらの結果は,NGFレベルと精神障害の低減の間の関連性を支持した。NGFレベルの変化は,精神障害発生におけるその機能に必須であるかどうか,あるいは単に病態生理学的機序とは無関係な付帯徴候は不明のままである。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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精神科の基礎医学 
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