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J-GLOBAL ID：201802288285248814   整理番号：18A2240387

真田氏繁栄の基盤となった地質と地形をめぐる

著者 (2件)： 保柳康一 (信州大 理) ,  村越直美 (信州大 理)
資料名： 堆積学研究  (Journal of the Sedimentological Society of Japan)
巻： 76  号： 2  ページ： 77-99  発行年： 2018年02月12日 
JST資料番号： X0724A  ISSN： 1342-310X  CODEN： TAKEF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・1600万年前から現在まで続く火成活動で形成されている真田氏繁栄の基盤となった上田市周辺地域の地質や地形を以下に紹介。
・日本海形成に伴う海底火山活動とこれに続く海域の埋積により形成され,中新世の火山活動でできた枕状溶岩や北部フォッサマグナを形成する地層等。
・北部フォッサマグナ地域ではファンデルタシステムにより南への海進,北への海退の繰り返しで埋積,その露頭堆積物や堆積物濃度分析礫層分類。
・ワインに関係の千曲川周辺の地形や千曲川河床面露頭から発見のアケボノゾウの化石。
・真田氏が拠った上田城下の上田泥流堆積物が作る地形等。

シソーラス用語： *長野県 ,  *地質 ,  *地形 ,  中新世 ,  海底火山活動 ,  フォッサマグナ ,  枕状溶岩 ,  扇状地 ,  海進 ,  海退 ,  河川 ,  化石 ,  泥流堆積物 ,  *上田市 ,  新第三系 ,  信濃川 ,  構造線
準シソーラス用語： 千曲川

分類 (1件)： 構造地質学・テクトノフィジクス一般  (DE04010C)

引用文献 (35件)：

• Falk, R.L., 1954,The distinction between grain size and mineral composition in sedimentary-rock nomenclature. Journal of Geology, 62, 344-359.
• 畠山幸司,2007,アケボノ化石の産状と堆積機構.長野県北御牧村産アケボノゾウ化石調査報告書,No. 2, 7-12,東御市教育委員会.
• 廣木義久,2002,大規模礫質フォーセットベッド : 礫嘴-沖合礫州モデル.地学雑誌,111, 609-625.
• 保柳康一,公文富士夫,松田博貴,2004,堆積物と堆積岩.日本地質学会フィールドジオロジー刊行委員会編,共立出版,東京.171p.
• 飯島南海夫,石和一夫,甲田三男,田口今朝夫,1956,いわゆる“塩川層”の地質.地質学雑誌,62, 622-635.

タイトルに関連する用語 (3件)： 基盤 ,  地質 ,  地形