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J-GLOBAL ID:201802288335922089   整理番号:18A1186845

奈良県産スギ平角材の曲げ強度試験

著者 (1件):
資料名:
号: 46  ページ: 11-19  発行年: 2017年04月30日 
JST資料番号: Z0704A  ISSN: 1345-9864  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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高温乾燥された奈良県産スギ平角材200本の曲げ強度試験を行った。試験体の平均値は,気乾密度0.41g/cm3,平均年輪幅3.9mm,含水率17.4%,最大節径比13.9%であり,強度試験の結果は曲げヤング係数8.9kN/mm2,曲げ強さ49.3N/mm2であった。曲げヤング係数は,縦振動ヤング係数およびたわみ振動ヤング係数と強い正の相関が認められ,特に後者と相関が高かった。曲げヤング係数および曲げ強さは,気乾密度および年輪数と正の相関が認められ,含水率,平均年輪幅,最大節径比および集中節径比と負の相関が認められた。曲げ強さは,曲げヤング係数と強い相関が認められた。曲げヤング係数により等級区分すると,E70,E90,E110およびE130の試験体はそれぞれ46,94,57および3本となった。E70,E90およびE110の曲げ強さの5%下限値はそれぞれ31.6,37.5および46.3N/mm2となり,建設省告示で示される基準強度と同等であった。本試験の試験体数は材料強度を設定する際に必要となるサンプリング数を上回っており,5%下限値は奈良県産材の材料強度とみなすことができると考えられる。高温乾燥されたスギ平角材は,天然乾燥されたスギ平角材および正角材と曲げヤング係数および曲げ強さが同等であり,両者は同じ材料強度を用いることができると考えられる。(著者抄録)
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分類 (1件):
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木材の性質・構造 
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