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J-GLOBAL ID:201802288371580774   整理番号:18A1246345

感情文脈は統合失調症における皮質予測誤差応答を回復させる【JST・京大機械翻訳】

Emotional context restores cortical prediction error responses in schizophrenia
著者 (9件):
資料名:
巻: 197  ページ: 434-440  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3162A  ISSN: 0920-9964  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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統合失調症におけるミスマッチ陰性(MMN)欠損は一貫して複製された発見であり,潜在的バイオマーカーと考えられている。認知神経科学の観点から,MMNは,統合失調症で観察される様々な認知的および臨床的欠損のコアにある可能性がある基本的な計算オペレータである予測誤差の皮質相関を表す。統合失調症における認知過程に及ぼす情動の影響は十分に理解されておらず,皮質計算の基本演算子に対するその影響はほとんど知られていない。視覚領域において,顔表情不整合陰性度(EMMN)は,純粋に認知的で感情的状況における基本的な計算演算子を調査する機会を提供する。本研究では,正常被験者の場合と同様に,統合失調症患者において感情的文脈が皮質予測誤差応答を増強するかどうかを検討した。従って,統合失調症患者17名と対照者18名は,視覚配列oddball課題を完了し,それは,高い,中間的で低い感情的関与を有する逸脱者によって誘発されたMMN成分を直接比較することを可能にした。興味あることに,統合失調症患者は,中性刺激に反応して著しい欠損を示したが,情動刺激に対してはほとんど正常な反応を示した。障害されたMMNと正常EMMNの間の解離は,感情的文脈が強化されるだけでなく,統合失調症患者における皮質予測誤差反応をほぼ正常レベルに回復させることを示唆する。結果は,統合失調症における感情的処理が必ずしも欠陥ではないことを示す;さらに,感情的処理は統合失調症における認知に不均一に影響する。事実,本研究は,感情的文脈が,バイオマーカーとして議論されている異なる感覚ドメインにおいて,統合失調症における認知障害を補償する可能性があることを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  精神障害  ,  精神科の基礎医学  ,  精神障害の診断 

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