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J-GLOBAL ID：201802288388748071   整理番号：18A2062694

礁形成サンゴAcropora tenuisの養殖および野生個体群の遺伝的多様性【JST・京大機械翻訳】

Genetic diversity of farmed and wild populations of the reef-building coral, Acropora tenuis

著者 (3件)： Zayasu Yuna (Marine Genomics Unit, Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University, 1919-1 Tancha, Onna-son, Okinawa, 904-0495, Japan) ,  Satoh Noriyuki (Marine Genomics Unit, Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University, 1919-1 Tancha, Onna-son, Okinawa, 904-0495, Japan) ,  Shinzato Chuya (Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo, Chiba, 277-8564, Japan)
資料名： Restoration Ecology  (Restoration Ecology)
巻： 26  号： 6  ページ： 1195-1202  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2737A  ISSN： 1061-2971  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 養育サンゴの移植は,劣化したサンゴ礁の回復のための主要な管理ツールである。しかしながら,移植を調製するために用いられる無性な伝播法により,保育系列における遺伝的多様性の潜在的損失に関する懸念があった。日本,沖縄島,MaeganekuとOnnaの2つのサンゴ保育系列は,地域回復活動のための供給源材料を提供する。13のマイクロサテライトマーカーを用いて,本研究は,Nansei諸島を横切る15のサイトからの298の野生コロニーのそれと,これらの保育系列からの132のAcropora tenuisコロニーの遺伝的多様性を比較した。野生サイトでクローンコロニーは検出されなかったが,養殖サンゴのクローン豊度は0.523(Maeganeku)と0.579(Onna)と推定された。遺伝子型多様性は,苗木個体群,0.894(Maeganeku)および0.937(Onna)において高かったが,自然個体群(1.000)におけるより低かった。しかし,予想されたヘテロ接合性は,サンゴの保育系列(分散の一方向分析,p>0.05)を含む場所間で有意差はなかった。野生個体群(Sesoko,-0.058からMaeda,0.278)までの推定範囲内で,苗木個体群(Onna,-0.019からMaeganeku,0.097)の近交係数は低下した。さらに,構造解析に基づいて,養殖されたA.tenuisは,周囲の自然地域を占める同じ遺伝的集団から成る。このようにして,礁回復のために養殖されたサンゴ集合体を用いることは,野生集団を移植し,損傷するのに好ましい可能性がある。また,育苗系列内のクローンコロニーの付加的な統計的に有意な増加は与えられなかった。また,養殖コロニーのサンゴ配偶子は,性的に繁殖したサンゴの移植のためにサンゴ幼生を生産するために使用される可能性がある。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： マイクロサテライト ,  *遺伝 ,  集団遺伝 ,  *個体群 ,  コロニー ,  クローン ,  遺伝子型 ,  育苗 ,  *養殖 ,  配偶子 ,  珊瑚礁 ,  苗木 ,  *礁 ,  日本 ,  マイクロサテライトマーカー ,  幼植物

著者キーワード (6件)： 珊瑚礁 ,  マイクロサテライト ,  苗床サンゴの外植 ,  集団遺伝学 ,  リーフ修復 ,  移植

分類 (1件)： 個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 礁 ,  サンゴ ,  Acropora ,  養殖 ,  個体群 ,  遺伝的多様性