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J-GLOBAL ID:201802288453805358   整理番号:18A1484412

イネ(Oryza sativa L.)穀粒有機物における酸素同位体富化は相対湿度の特徴を捕捉する【JST・京大機械翻訳】

Oxygen isotope enrichment in rice (Oryza sativa L.) grain organic matter captures signature of relative humidity
著者 (3件):
資料名:
巻: 274  ページ: 503-513  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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植物有機物(OM)の酸素同位体組成(δ18O)は,主にソース水(δ18O_SW)のδ18Oと相対湿度(RH)の気候因子によって支配される。穀類の中で,イネ植物の成長は成長環境における水の利用可能性に決定的に依存している。本研究では,成長環境のRHに対するイネ穀粒のバルク有機物中のδ18Oの感受性を調べた。著者らの実験装置は,8つの遺伝子型が67%から87%の範囲のRHレベルで成長した,温室と圃場試験の両方で構成された。バルク粒子OMとソース水で測定したδ18Oを用いて,正味酸素同位体濃縮(Δ18O_OM)を計算した。RHによるΔ18O_OMの回帰分析は,有意な関係(r2=0.96;p<0.0001)を示し,それにより,蒸発条件の同位体特徴がイネ穀粒OMで記録されることを意味した。加えて,著者らの研究は,イネ植物の異なる部分から抽出された水試料中の酸素同位体濃縮度をモニターする別々の実験を含んだ。この目的のために,オープン栽培圃場と温室の両方で栽培された3つの他のイネ遺伝子型と共に上記8つの遺伝子型のうちの4つをサンプリングした。茎,葉,および穀粒に存在する水を定量的に抽出した。同位体分析により,茎および葉における水の漸進的な18O濃縮および穀粒におけるそれの中間濃縮値を明らかにした。同位体データに基づいて,葉水のδ18Oと植物炭水化物の予測のための機構モデルを検証した。モデル予測は実験観察と良く一致した。本研究は,イネと環境の間の相互作用を研究するための安定同位体技術の将来の応用のための基礎を構築するイネ植物の酸素同位体系統学への洞察を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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稲作  ,  酵素生理 

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