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J-GLOBAL ID：201802288560455168   整理番号：18A1034320

ストックマネジメント関連技術の研究・開発の取組み-3 50年曝露された合成ゴム系遮水シートの物性変化

著者 (4件)： 森充広 (農研機構) ,  浅野勇 (農研機構) ,  川邉翔平 (農研機構) ,  川上昭彦 (農研機構)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 86  号： 6  ページ： 493-496  発行年： 2018年06月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 遮水シートの長期耐久性を確認するため,1967年に設置され,供用50年を経過した実験用貯水池底面から合成ゴム系遮水シートのサンプリングを行い,引張強さ,破断時伸び,引裂強さの試験を行った。その結果,引張強さは長手方向8.0N/mm²,幅方向7.6N/mm²であり,初期値の約80%を保持していること,破断時伸びは長手方向412%,幅方向423%であり,初期値の76~79%を保持していること,引裂強さは長手方向31.5N/mm,幅方向28.4N/mmで,初期値の86~105%を保持していること,が明らかとなった。このことから,水中部に設置された遮水シートの劣化進行は非常に緩やかであることが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *防水シート ,  *合成ゴム ,  *曝露 ,  耐久性 ,  *物理的性質 ,  *変化 ,  引張強さ ,  引裂き強さ ,  伸び ,  破断 ,  配置 ,  水中 ,  発展 ,  劣化
準シソーラス用語： 50年曝露 ,  合成ゴム系遮水シート ,  水中設置 ,  長期耐久性 ,  破断時伸び ,  *物性変化 ,  劣化進行 ,  劣化特性

分類 (2件)： 用途・機能・工法面から見た建設材料  (RA06050K) ,  ゴム  (YH07020M)

引用文献 (3件)：

• 海老名芳郎:遮水材料としての合成ゴムシートの性能,全国農業土木技術連盟「農業土木」371,pp.2~7(1980)
• 長束 勇:貯水池表面遮水工法に関する研究-主としてジオメンブレンの利用に関して-,農村工学研究所報告38, pp.1~131 (1999)
• 日本ゴム協会:ゴム試験法,丸善,pp.169~410(2006)

タイトルに関連する用語 (7件)： ストックマネジメント ,  研究 ,  開発 ,  曝露 ,  合成ゴム系 ,  遮水シート ,  物性変化