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J-GLOBAL ID：201802288578138834   整理番号：18A0049355

植物由来の高強度ナノファイバー「セルロースナノファイバー」の製造

著者 (1件)： 阿部賢太郎 (京大 生存圏研)
資料名： 生存圏研究  (Sustainable Humanosphere)
号： 13  ページ： 43-50  発行年： 2017年11月10日 
JST資料番号： L5924A  ISSN： 1880-649X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： セルロースは天然で最も豊富に存在する高分子であり,紙や衣服など古来より様々な分野で活用されてきた。ところが,近年になってその利用に関する革新的な発見があった。1995年にナノサイズのセルロースを用いた高強度材料の研究について報告されて以来,その製造法や性質および応用について多くの研究がなされている。本稿では主に植物原料からセルロースナノファイバーを単離する手法について幅広く解説する。(著者抄録)

シソーラス用語： フィブリル化 ,  パルプ ,  細胞外マトリックス ,  *セルロース繊維 ,  *ナノファイバ ,  強度 ,  ホヤ類 ,  セルロース ,  木材 ,  副産物 ,  繊度 ,  細胞壁 ,  残留物 ,  凝集
準シソーラス用語： 解繊 ,  *セルロースナノファイバー ,  セルロースミクロフィブリル ,  繊維強度 ,  ホヤセルロース ,  バクテリアセルロース ,  植物セルロース ,  農業副産物 ,  農業残渣

分類 (1件)： 多糖類  (CF10054P)

引用文献 (39件)：

• 本宮達也、ナノファイバーテクノロジーを用いた高度産業発掘戦略、シーエムシー出版、2004.
• Favier, V., Chanzy, H., Cavaille, J.Y., Polymer nanocomposites reinforced by cellulose whiskers, Macromolecules, 28, 6365-6367, 1995.
• Favier, V., Canova, G. R., Cavaill?, J. Y., Chanzy, H., Dufresne, A., Gauthier, C., Nanocomposite materials from latex and cellulose whiskers, Polymer. Adv. Tech., 6, 351-355, 1995.
• Saito, T., Kuramae, R., Wohlert, J., Berglund, Lars A., Isogai, A., An Ultrastrong nanofibrillar biomaterial: The strength of single cellulose nanofibrils revealed via sonication-induced fragmentation, Biomacromolecules, 14, 248-253, 2013.
• Nickerson, R. F., Habrie, J. A., Cellulose intercrystalline structure, Ind. Eng. Chem., 39, 1507-1512, 1947.

タイトルに関連する用語 (4件)： 植物 ,  高強度 ,  ナノファイバー ,  セルロースナノファイバー