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J-GLOBAL ID:201802288596866380   整理番号:18A1643120

ゼブラフィッシュ卵母細胞の動物極性細胞質へのサイクリンB1 mRNA輸送におけるStaufen1,Kinesin1および微小管機能【JST・京大機械翻訳】

Staufen1, Kinesin1 and microtubule function in cyclin B1 mRNA transport to the animal polar cytoplasm of zebrafish oocytes
著者 (3件):
資料名:
巻: 503  号:ページ: 2778-2783  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ゼブラフィッシュ卵母細胞において,サイクリンB1 mRNAは動物極性細胞質に輸送される。サイクリンB1 mRNA輸送の分子基盤を解明するため,アフリカツメガエル卵母細胞の植物極へのmRNA輸送に中心的役割を果たすことが知られている蛋白質,ゼブラフィッシュStaufen1を分析した。ゼブラフィッシュStaufen1は卵母細胞増殖を通してサイクリンB1 mRNAと相互作用する。サイクリンB1 mRNAとStaufen1の両方は,若い卵母細胞の細胞質に均等に分布しているが,後の段階では動物の極性細胞質に共局在している。リアルタイムイメージングにより,卵母細胞微小管のプラス末端は初期段階で細胞質において遊離しているが,後期段階では動物極性細胞質に固定されていることを示した。動物極性細胞質へのサイクリンB1レポーターmRNAの輸送は,Staufen1と相互作用するプラス末端指向微小管モーターであるStaufen1あるいはキネシン1に対する抗体の破壊により阻害され,輸送はプラス末端に向かう微小管に沿った運動に依存することを示した。アフリカツメガエル卵母細胞におけるvg1 mRNAの植物局在化に必要な要素を持つレポーターmRNAはゼブラフィッシュ卵母細胞における動物極細胞質に局在し,この要素がゼブラフィッシュ卵母細胞における動物極性局在化に機能的であることを示した。著者らの知見は,サイクリンB1 mRNA-Staufen1蛋白質複合体が微小管に沿ったプラス端指向モーター蛋白質キネシン1によりゼブラフィッシュ卵母細胞の動物極に輸送され,その輸送方向は微小管の異なる組織により反対であるが,一般的なmRNA輸送機構が機能することを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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細胞構成体一般 

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