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J-GLOBAL ID:201802288635781780   整理番号:18A2137846

ボルネオ熱帯林におけるマスティング現象中のリンおよびカリウムフラックスの急激な増加

Abrupt increase in phosphorus and potassium fluxes during a masting event in a Bornean tropical forest
著者 (6件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 1193-1205  発行年: 2018年11月 
JST資料番号: X0313A  ISSN: 0912-3814  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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熱帯生態系の生産性が栄養分により制限される機構は長年の疑問であるが,東南アジア常緑雨林におけるマスティング現象を支持する栄養素動力学に関する情報はほとんどない。本研究では,ボルネオ熱帯林におけるマスティングの栄養シンクおよび潜在的栄養源を調べた。微細落葉落枝,樹幹および土壌における栄養素フラックスが激しい花および果実生産に応答して時間的に変化するかどうかを調べた。55の落葉落枝トラップを開花開始時に2haプロットに設置し(2010年4月),落葉落枝および栄養素フラックスを4年以上観察した(2010年5月~2014年12月)。2010年5月,2010年9月および2011年9月に(それぞれ開花のピーク,結実のピークおよび結実1年後と一致),豊富な種(Shorea spp.)の樹幹の木材コアおよび粗い根,並びに土壌サンプルを採取した。全落葉落枝におけるPおよびKフラックスは非マスティング年よりもマスティング年(2010年)において有意に大きかったが,Mg,NおよびCaフラックスはマスティングに関連して変化しなかった。栄養素フラックスとのラインで,S.multifloraの開花個体の粗い根におけるPおよびK濃度は2011年9月に減少した。今回の結果は,熱帯木がマスティングに対して異常な量のPおよびKを必要とし,貯蔵栄養素を再配分してマスティングに対する栄養要求を高めることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生態学  ,  植物栄養 
引用文献 (51件):

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