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J-GLOBAL ID：201802288649646758   整理番号：18A0480177

316L中のヘリウムバブルの発達と,硬化注入後アニーリング【Powered by NICT】

Helium bubble evolution and hardening in 316L by post-implantation annealing

著者 (5件)： Villacampa I. (Paul Scherrer Institute, Department of Nuclear Energy and Safety, CH-5232 PSI Villigen, Switzerland) ,  Chen J.C. (Paul Scherrer Institute, Department of Nuclear Energy and Safety, CH-5232 PSI Villigen, Switzerland) ,  Spaetig P. (Paul Scherrer Institute, Department of Nuclear Energy and Safety, CH-5232 PSI Villigen, Switzerland) ,  Seifert H.P. (Paul Scherrer Institute, Department of Nuclear Energy and Safety, CH-5232 PSI Villigen, Switzerland) ,  Duval F. (CEMHTI/CNRS, Universite d’Orleans, 3A rue de la Ferollerie, 45071 Orleans CEDEX 2, France)
資料名： Journal of Nuclear Materials  (Journal of Nuclear Materials)
巻： 500  ページ： 389-402  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0148A  ISSN： 0022-3115  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： He注入とその硬化効果後のヘリウム(He)気泡発生に及ぼすアニーリング温度の効果を,透過型電子顕微鏡(TEM)及び引張試験により系統的に調べた。316Lオーステナイト系ステンレス鋼製の板は300°Cで1000appmのHeを注入し,1時間の650から1000°C,注入後アニールした。TEM研究は,アニーリング温度の上昇,平均気泡径は増加し,密度は減少することを示した。粒内と粒界(GB)の平均He気泡径と分布は研究した温度の範囲で類似していた。両ケースでは,気泡は,Ostwald成長メカニズムにより成長した。結果は粗大化機構は,初期気泡径よりもアニーリング温度にのみ依存することを示唆した。優先He蓄積はGBでは起こらない。Heバブルによって製造した0.2%歪での降伏応力の増加を計算し,引張試験結果と比較した。異なるモデルを用いて得られた硬化係数は公表されたデータのシミュレーションと一致した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： オーステナイト系ステンレス鋼 ,  結晶粒界 ,  引張試験 ,  降伏応力 ,  *ヘリウム ,  Ostwald成長 ,  気泡 ,  透過型電子顕微鏡 ,  *焼なまし ,  気泡径
準シソーラス用語： アニーリング温度 ,  *ヘリウムバブル ,  *SUS316L , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 金属の放射線による構造と物性の変化  (BK16122N) ,  核融合装置  (BJ02083Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： 316L ,  ヘリウムバブル ,  発達 ,  硬化 ,  注入 ,  アニーリング